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情報処理技術者試験まであと10日です

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春の情報処理技術者試験の受験票は届きましたか?
情報処理技術者試験センターによりますと
3月29日に発送したそうなので届いていない場合はご確認を。
また、念のため封筒の中身までしっかり確認しましょう。
そのときついでに写真を貼ってしまいましょう。
先送りすると忘れてしまいがちですのでご注意を。

さてタイトルの通り、2007年春の情報処理技術者試験まで
勉強できる日が10日となりました。
今日は残り1時間ですし当日は朝早くから試験です。
残るは10日間。(多くの方は仕事をしつつでしょうが)できることをすべてやりましょう。

私はシステム監査技術者試験を受験します。
情報処理技術者試験は大学4年の秋から休まず受けております。
今回の試験は記念すべき10回目の試験となりました。

監査は初めての受験である上に、
技術者的な要素が薄いこともあって勉強は難航しています。
午前および午後Ⅰは、業務で学んだことや、
他の試験科目を勉強した際の蓄積でなんとか突破できそうな感触です。
午後Ⅱの論文は、重点的に対策していることもあって、
甘めに見て合格/不合格の五分五分ラインと予想しています。

以前、知り合いがシステム監査を受験した際に
「自分が書いた監査の論文を読んで欲しい」と頼まれたことがあります。
その時点での私のシステム監査に関する知識は、
一般的なSEが日常の業務で監査対応などをする中で身につける程度の、
標準的なレベルのものだったと思います。

なので自分が力になれる精一杯のこととして

  • 論旨が題意に沿っているか
  • 全体の流れが論理的な構成になっているか
  • 段落ごとに意味が内容がまとまっているか

などを中心に意見を述べさせてもらいました。

そうしたらなんと彼女は見事1回で合格しました。
たぶん私の意見などほとんど影響しなかったでしょう。

では何が良かったのか。彼女のいた開発現場は人員が多く、
プロジェクト管理的な側面が強い立場で仕事を進めていました。
さらに言えば監査が厳しい、かつ、多い部署だったとのことです。

そのせいか、私に見せてくれた論文にもなかなか生々しいところがあり、
それが奏功して合格に至ったのではないかと思います。
そういうところは真似をさせていただきまして、私も07年に入ってからは
監査っぽいものにアンテナを向けつつ仕事をしております。

やはり、論文のある試験は、自己採点が難しいところではあります。
ブログを書くときもそうですが、自分の文章を客観的に見つめるのは
非常に難しいです。どうしても頭の中で大幅に内容を補完しながら
 「これはこういう意味を言ってるんだよね」
というように読み進めてしまいますので、正しい評価が難しいです。

一方、普段からプロの書くような美しい文章を読み慣れている方の中には
 「自分の論文は良くない」
 「もっと良いものを書けるはずなのに」

と、自己嫌悪に陥られる方もおられるようです。

せっかく通信講座や集合研修に参加して論文添削のチャンスを経ても
恥ずかしいから、と提出しなかったり。もったいないですよね。
それでは上手くなるものも上手くなりません。
2時間で2400字も書く論文試験の回答なんて完成度に限界があります。
冒頭のこの部分は、実はこんな事の伏線だったのか!
なんていうことはあり得ないです。(あったらおもしろいですが)

午前から午後まで丸一日かかる長い試験ですが、
解答用紙にあなたの持てるすべての知識・経験を表現して合格を勝ち取りましょう。

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