フロー理論で考える:30代ビジネスマンは「東南アジアシフト」へ乗り遅れるな!
最近、身の回りの30代ビジネスマンの友人たちの多くが、驚くほどベトナム、インドネシア、フィリピンといった東南アジアの国々に関心を寄せ、アクションを起こしている。
フェイスブック上には、こうした国々で新しいビジネスの立ち上げを模索している人も多く、所属する企業の仕事として駐在したり、自分で起業を行なっていたりと、身近なところで、グイグイと「東南アジアシフト」が始まっている。
こうした「東南アジアシフト」だが、たまたまの自分の環境や、縁の無さによっては、このシフトに乗り遅れてしまい、後で取り返しのつかない後悔をする恐れがある。
今回は、こうした「東南アジアシフト」に乗り遅れてしまう原因が、フロー理論における「難易度調整」の失敗にあることを紹介し、その対処方法を提示する。
というわけで、記事の要旨は以下のとおり。
1:何故「東南アジアシフト」が急速に起きているのか?
2:フロー理論の「難易度調整」に失敗すると、東南アジアは縁遠い
3:状況別の「適切な難易度」の選択肢紹介
それでは、本編へ:
こうしたことから、市場が飽和し、似たような相手と競争をしなければならない日本国内に留まるのではなく、ベトナム・インドネシア・フィリピンなどに進出し、チャンスをモノにしようという動きが、企業レベルでも、個人レベルでも、にわかに活発になってきている。
2:フロー理論の「難易度調整」に失敗すると、東南アジアは縁遠い
一方で、これほど成長著しく、魅力溢れる東南アジアが身近にあるにも関わらず、何か「東南アジアは、自分とは無縁だ」と感じてしまうのには、「難易度調整」の失敗が原因として挙げられる。
この「難易度調整」とは、アメリカの著名な心理学者ミハエル・チクセントミハイが提唱する「フロー理論」において、
『自分にとって、難しすぎず、易しすぎない、適度な難しさにチャレンジするときにこそ、人は高い集中状態(=フロー状態)になり、取り組みを加速することができる』
というものだ。
東南アジアを紹介する記事の多くは、先見性が高く、いちはやく東南アジアに仕掛けをしているような企業の紹介で溢れていたり、20代の早い段階からこうした国々で企業したりと、華々しいチャレンジや成功例となっている。
こうした記事に紹介された内容は、30代になると人によって極めて難易度が高いものとなり、「難易度調整」の観点からすると「難しすぎて、真剣に取り組むことを諦めてしまう」テーマになってしまう。
そこでオススメするのが、下記のメニューのように「人脈」「専門性」「家族の理解」の3つの項目について、自分の状況と照らしあわせて、適切な難易度の選択肢を選ぶという方法だ。
・高いビジネススキルに裏打ちされていて、取り組みが成果に結びつく下地がある
・東南アジア現地でのコネクションや、活動実績が1年以上ある
・コンセプトが明確で、ソーシャルメディア上で感度の高い人の支持を得ている
といった条件を満たしている。
■「東南アジアシフト」の転職先としてオススメの2社
▼テラモーターズの採用ページ
▼クロス・フィールズの採用ページ
▼同社プログラムXIPのエントリーページ(2月2日キックオフ:「Co-Creation Partner」としてのエントリーが、上記に該当)
いかがでしたでしょうか?
もしもまだ、東南アジアに対して具体的なアクションを取る機会が無くて、だけど何かウズウズするものがもしあれば、上記のような機会にチャレンジしてみてはどうでしょうか。
それでは
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