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プレゼンテーションアプリ「mmhmm」が Windows ベータ 3と企業向け mmhmm Business をリリース

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コロナの影響でコミュニケーションのあり方が激変したこの1年、NHK クローズアップ現代+では「コロナ禍で"爆売れ"急拡大ライブコマース」という特集が組まれ、月間1億円をスマホを利用したライブコマースで売り上げる企業が紹介されたりもしています。

これは、オンラインで映像を使ったコミュニケーションをいかに行うかでビジネスに大きな成果をもたらすことを示した好例と言えると思うのですが、先日エバーノート創業者のPhil Libin(フィル・リービン)が立ち上げたプレゼンテーションアプリ「mmhmm」(ンーフ―)についてご紹介しました。

このタイミングではMac版しかなく、その後にWindows版については招待制だったのが、この4月1日にmmhmm for Windows ベータ 3 がリリースされ誰もが利用できるようになりました。

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mmhmmを使うとこんな感じの画面共有が簡単に実現します。

スクリーンショット 2021-04-02 073154.jpg

右側のタブにある選択画面から、静止画だけでなく動画も簡単に背景として割り当てができ、下段にるようにプレゼン用の資料を事前に登録しておくことで簡単切り換えができますので、効率の良い会議進行と情報共有を可能にしてくれます。

スクリーンショット 2021-04-02 075109.jpg

また、今回mmhmm Businessというサービスも発表されました。

mmhmm Business を利用することで登録しているメンバーはZoom・Google Meet などビデオを使って仕事が行われるあらゆる場所で、mmhmm を活用できるようになるとのこと。

これによりブランドに合ったカスタムルームを追加したり、よりパワフルなプレゼンテーションを行うことができ、いつでも視聴できるインタラクティブレコーディングで世界中の聴衆にアピールできるようになるようです。

ビジネス向けのサービスということで、管理コンソールでは以下の管理が可能になるようです

  • メンバーの招待
  • ユーザーの管理
  • 支払の管理
  • ビジネスアカウント全体の管理

気になるお値段ですが、サブスクリプションは 917 円/月からとのこと。

またSlackなどと同様に、契約期間中のアクティブユーザー数に応じた課金方式とのこと。つまり、社内の全員を mmhmm に招待しても実際に使用していないユーザーの分に対しては支払いが発生しない課金方式が採用されているのは嬉しいところです。

冒頭で紹介したように、打ち合わせの大半がウェブ会議になっている現在において、相手に理解、納得して受け入れてもらうためのオンライン・プレゼン能力、ウェブ会議でのファシリテーション能力がビジネスに大きな影響を与えることが明白になりつつあります。

音声と画面だけの会議が無くなる訳ではないですが、対面・オンラインなど状況に応じた対応ができるようmmhmmのようなツールを使いこなせる新たなスキルが求められている時代と言えそうです。

この1年でオンライン会議ツールを扱う企業の株価は急成長しました。これ以降は、それらのツールをより効果的に使える付加価値を提供してくれる企業が注目を集めそうです。

そういう意味でも今後のmmhmmの成長が気になるところです。

mmhmmの公式サイト(日本語)はこちら

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