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コンビニレジ袋有料化の前にやるべきこと

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大手コンビニエンスストア3社が7月1日からレジ袋を1枚3円に有料化するとのこと。

こちら当然ながら賛否が分かれているようで、有料化するとこんな事が起きる...という投稿もあるようです。

わたしの生活圏内ではイオングループの「まいばすけっと」や「ウエルシア薬局」がレジ袋有料化を実施しています。

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実際に客として利用する体験から、この「まいばすけっと」と「ウエルシア薬局」ではレジ袋有料化で生じる問題に明確な違いがあり、コンビニがレジ袋有料化の前にやるべきことが見えてきます。

それは、商品をレジ袋に入れる作業を「まいばすけっと」ではレジ係の人がやるのが前提で、「ウエルシア薬局」ではレジ袋有料化以前から袋詰めスペースで客が行うのが前提であり、店舗スペースもこの流れを前提とした作りとなっているということです。

「まいばすけっと」では買い物客がレジの支払いをしたあとに、レジスペースでマイバッグに商品を入れる作業を行うために待ち時間が増え、支払い待ちでイライラする機会が明らかに増加しました。

もともと「まいばすけっと」はリーズナブルが価格設定が強みの一つです。となると当然ながら店舗スペースはギリギリまで切り詰められることとなり、レジとは別に商品を詰めるスペースを適切に準備できる店舗は、わたしの利用している範囲においてほぼ皆無です。

コロナの感染対策でリモートワークが前提となりオフィス街におけるランチタイム時のレジ待ち混雑はこれまでに比べれば軽減していますが、以前はこんな感じの行列でしたので、このような状況下で客が自分で袋詰めしていたら相当にイライラが募るだろうと思います。

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環境保全の観点からレジ袋の削減の施策自体に反対する気はありませんが、レジ袋有料化の実施まえに店舗側でやるべき対処もあるだろうと考えます。

具体的には、売り場面積がギリギリの店舗においては対策を講じるのが難しいのですが、新型コロナ対策でイートインスペースを一時閉鎖しているコンビニ店舗においては、そのスペースにマイバックに自ら袋詰めをする客が流れる導線設計をすることである程度混乱を低減できる可能性があるだろうと考えます。

その他に懸念されるのは、ローソンとファミマではある程度導入が進んだセルフレジでどう対処するのだろう?という点です。

わたしはコンビニでは可能な限りセルフレジを利用する派なので、このセルフレジでレジ袋に対する支払い方法についても検討と対策が必要だと感じています。

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