何の役にも立たないがコンセプトの癒し系ロボット「LOVOT(ラボット)」を体験してみました。
知人が「LOVOT」の予約をしたという投稿のリンク先を見てみたら、2月24日まで都内で体験会をしているということで、ロボットテクノロジー企業 GROOVE X社の「LOVOT(ラボット)」体験会に参加してきました。
看板にOPEN HOUSEとあるように、自宅で「LOVOT」と暮らしているシーンを感じることができるように工夫されたスペースがあります。
そのほかに、発表用のステージといろいろなコスチュームや開発ネタを展示しているスペースがあり、かなりの工夫がされている印象。
予約の確認をしてから案内をしてもらうのですが、動画を見ていても可愛いと感じるところはあったのですが、実際に動いている「LOVOT」は37度くらいの温度があるらしく、子供が小さかったころを思い出しました。
事前に映像で見た通り、言葉にならない声やしぐさでコミュニケーションするこの「LOVOT」は「何の約にも立たない」のがコンセプトだとのこと(苦笑)
交流できる時間は約5分ということで、こちらのページで紹介されているような
『「好き」のスイッチが入ったら、振り向いてもらえるまで猛アピールします。』とか『お片づけしているご主人をどこまでも追いかける。最先端のカルガモ・テクノロジー。』
を実体験するのは難しいのですが、視線を合わせてくれたり、抱っこモードに切り替わるところは十分堪能することができます。
この体験が終わったあとはアンケートへの回答と購入金額やサポートについての説明をしていただきました。
少しだけビジネス的な観点からも言及させていただくと、「LOVOT」の予約販売は2体セットで60万弱ということですが、順調に進んでいるようです。製品コンセプトや形状の面で、ソニーの「aibo」が好みという層も居るとは思いますが、このロボット家族という領域が今後どの程度経済的に発展するのかも非常に気になるところです。
こちらのニュースにあるようにGROOVE X社が大きな資金調達を実現させていることからも多くの方面からこのビジネスが注目されていることを裏付けているかと思います。
本体価格が1体約30万としても開発コストやプロモーションに相当なコストが必要なことは容易に想像できますが、家族を増やすという考え方をしている購入者であればメンテナンス契約を結ぶケースが大半ではないかと思います。
純粋なサブスクリプションモデルとは言えないですが、こういう継続課金のシステムが構築される方向でビジネスモデルが構築されることは投資をする側としても安心材料になりえるのかな?と感じたりもしました。
何の役にも立たないがコンセプトの癒し系ロボット「LOVOT(ラボット)」、可愛いのは当然認めるところとして、自分としては仕事もやってくれるようになると嬉しいな...と思ったり(苦笑)
最後にご紹介する、こちらはクイズに回答すると貰えるステッカーと、SNSへの投稿をお約束していただいた「LOVOT」チョコ。
「LOVOT」自体も当然可愛かったのですが、個人的に気になったのはこちらの「LOVOT」バッジでした(苦笑)
スタッフの皆さんもとても丁寧に説明してくれますので、気になる方は是非こちらの予約サイトから申し込んでみてください。