Parrot社のHDカメラ搭載、第3世代クアッドコプター「Bebop Drone」の日本発売が正式発表!
AR.Droneユーザ待望、Parrot社のHDカメラ搭載クアッドコプター「Bebop Drone」の国内発売に関する記者発表会に参加しました。
こちらのブログでも数回取り上げていますが、ひょんな事からドローンにハマっている人として紹介されてしまった自分としても、ここ最近一番気になっていたのがこの「Bebop Drone」
AR.Droneでは映像の解像度がもう一息って感じだった訳ですが、「Bebop Drone」では専用に開発された1,400万画素の魚眼レンズ付きカメラを搭載。180度の視野をカバーしつつも魚眼レンズの歪みを自動補正して美しい映像を撮影できる点は大きなアピールポイントかと。
今回「Bebop Drone」の専用コントローラ「Skycontroller」にも無事発売され、会場ではでは多くの方が実際に触って飛行を楽しんでいました。
この「Skycontroller」HDMI出力とUSBポートがあり、HMDでの操縦を楽しむことが可能になっていることも大きな特徴かと思います。
更にジャイロセンサ付きHMDですとパイロットの頭の動きに合わせて、カメラの視角を変えることもできるようになるとのことで驚きました!
「Bebop Drone」の価格は従来のAR.Drone 2.0 に比べると高めの設定の7万円台、「Skycontroller」とのセットになると13万ということで DJI PHANTOM 2より安価ではありますが、気軽に遊びで買う価格帯とは違う感じです。
Go Pro HERO4 ブラックエディションが7万に少し足りないくらいの価格で販売されているので、ドローンとしても楽しめる点を考慮すればかなりお得感あるのですが、大多数の人が手を出す大ヒット商品になれるかは少し微妙かもしれません。
ちなみ量販店にはドローン・コーナーが出来るようなご時世、Rolling SpiderからAR.Droneが来て、その上に「Bebop Drone」というラインナップでホビーユースからセミプロレベルまでラインナップ構成は上手ですね。
BtoBとBtoCのどっちの市場を狙っている?というような質問や、映像をライブストリームできるのか?という質問も質疑応答の中で交わされていましたが、配布資料の中にこんな内容のペーパーが!
見れば「Bebop Drone」はインマルサット社のネットワーク使用許可を取得し、公認アプリケーション・パートナープログラムに参加したとのこと。これはインマルサット社のグローバルな3G IPストリーミング・サービス、BGAN/BGAN HDRを介したライブメディア・ストリーミングに対応した初の商用ドローンということです。
すでにBGAN経由で生中継を行っている企業であれば、これまでのツールキットに「Bebop Drone」を加えることで世界のいかなる場所からも高品質の空撮映像を配信することを可能にします。
検索してみると、こんな感じでinmarsatのサイトにも関連情報掲載されてました。
ニュースの報道から遠隔地のインフラ調査、環境分野への応用、精密農業への利用などドローン技術の応用は多種多様な業界で進んでいるだけに、本体の機能だけでなくこういった周辺技術の分野においても様々な革新が進んでいくのだろうと思います。