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“丁寧な暮らし”風を売り込むのが今はおいしい商売になのか?

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先日デブサミでご挨拶させていただく機会を頂いた山本 一郎さん。山本さんのブログを購読している方は多いと思いますが、"「丁寧な暮らし」とかしてる奴は滅亡しろよ"をfacebookでシェアしたら予想外に多くの人達からコメントが集まり驚きました。

このエントリで紹介されている「この人は“丁寧な暮らし”をしているな」と感じさせる人の特徴ランキング10位まではkwoutのキャプチャでも見えると思います。30位までのランキング知りたいという方はリンクを辿ってもらえればと思います。

そして今日は自由が丘を散歩する機会があり、とあるショップに入ったところ、そこには物の見事に「丁寧な暮らし」に必要とされるツールが販売されており、思わずのけぞってしまいました(苦笑)

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リアル店舗の様子を見ると、必ずと言っていいほど、販売している物の横には書籍が置かれ、その商品の活用例を紹介したり、この購入で「この人は"丁寧 な暮らし"をしているな」感を感じてもらえる具合を店舗側からの売込みだけでなく、書籍を通じても購入者にアピールする売り場(販売)戦略をとっている様子。

こんな黒板などもあったりする訳ですが、こういうところを補強して販促するには今回のようなランキングがあれば商売しやすいよな…と

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この人は"丁寧な暮らし"をしているな」と感じさせる人の特徴ランキングはどんな質問してるのかこのページからは判読不能ですが、70年代、80年代にいろいろな物、ライフスタイルが雑誌やテレビで紹介され自分の場合は比較的サブカル系の影響を受けて育った世代な訳ですが、時代やセグメントの違いはあれど売込み方に大きな変化はないんだよな~と感じたり。

そしてこのショップを訪問した後に、書店にも寄ったのですが、対象とする消費者層は明らかに違う書店でありながら、そこでも"丁寧な暮らし"に通じる書籍と関連グッズが売られており、2度ビックリです。

商売している経営主体の立ち位置も違いますし、店舗デザインや商品陳列手法、そして対象セグメントが全然違うけれども、「この人は"丁寧な暮らし"をしているな」と思って欲しい人達へ消費喚起のアプローチが盛んに行われている実体に気が付けたことはちょっと面白い発見でした。

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今日の話なんで掘り下げる時間ないですけど、「この人は"丁寧な暮らし"をしているな」と思って欲しい人達に対しては、価格設定戦略面とから通常商品よりもどの程度粗利を高く設定可能なのかも研究課題としては面白いかもと感じたり…

平日ブログ書く時間の確保が難しい今日この頃、月曜の明日になると書けないかも…ということで、今日3本目ですけど公開しちゃいました。

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