SONY製品が「高級感やデザイン、質の高さは備わっていない。」と評される時代になったのだな、、、しみじみ
SONY信者という訳ではありませんが、少なくともヘッドホンについてはCD-900信奉者な私でして、あと演奏の仕事をメインとしていた時代はソニー関係の方々と仕事をさせていただく機会が多く、そのプライドの高さに驚いたり、刺激をもらったりしたものです、、、(懐
その他、気が付けばテレビやらパソコンもSONY製品のお世話になっていたりするのですが、わたしの世代ですとやはりウォークマンを生み出した頃のSONYには自分としては先駆者的なイメージがあるのですが、この記事を読んでちょっとびっくり
期待の新製品の発表記事の見出しで「価格面で厳しいとの声も」と書かれてしまっている時点でう~~む、、、という感じですが、まあ価格面で安売りするメーカではないのを承知している方は多いのではないかと考えますが、こっちの発言には正直驚きました
ハワード・ストリンガー最高経営責任者(CEO)は、「先駆者ではなく、改良者が認められることを証明していきたい」と語った。
SONYって改良者のイメージで売ってましたっけ?と、、、
電子書籍リーダー“Reader”がネット接続機能を持たずに国内販売を開始した時には、日本独特な大人の事情があるんだろうな、、、と推測していましたけど、
ストリンガーCEOは、音楽や映画などのコンテンツとの結びつきにより競合他社との違いが出せると指摘。「アップルはアイパッドは作っているが、映画は作っていない」と語った。
これを見るに、確かにコンテンツホルダーが最強、これがなければ始まらないのは事実なんですが、折角ワールドワイドにビジネス展開、接点確保も出来ているのに、自社レーベルに固執するあまりビジネス規模の拡大の面で苦労するんじゃなかろうか、、、と素人ながらに思ったり。
リビングに居ながらにして映画コンテンツをネット経由でレンタル・販売。ユーザはレンタル屋さんに借りに行く&返却という手間から開放される映像コンテンツの楽しみ方、自分も夏休み期間はAppleTVを利用して映画のレンタル4~5本はしましたし今後どんどん浸透してくると思います。
そうなってくるとPS3なりAppleTVなりハード導入した後はコンテンツの幅・量って話しになると思われ、そこで映画を作っていく会社だからという差別化が有効に機能する?とか、旧来のSONYのイメージからするとこの論評はかなり屈辱的では?と思われるこういう記述を含め
しかし、専門家の評価は手厳しい。「S」を調べたある専門家は「『アイパッド2』や『ギャラクシータブ』が持っている高級感やデザイン、質の高さは備わっていない。率直に言って、ソニーがこの製品を通じてアンドロイド端末市場で飛躍できるとは思えない」
いろいろと時代の流れ、変化を感じる記事でした、、、しみじみ。