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【[国際]電子出版EXPO】電子書籍が売れない、売れない言う割りには規模の大きい展示もあってビックリ

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「第16回 [国際]電子出版EXPO」が終了、第15回は約80,000名来場したらしいですが、今年はどのくらいの数字行くんでしょうね?

わたしも9日(土曜)の午後にお邪魔させてもらいまして、電子書籍が売れない、売れない言う割りには規模の大きい出展社さんがそこそこ居てびっくり、、というか感心してしまいました(苦笑)

ちょうどこの「第16回 [国際]電子出版EXPO」の開催中にインプレスR&Dが電子書籍に関する市場規模をまとめた調査結果を公表、その中でこんな予測がなされています

 一方、2009年度から調査対象となった、新たなプラットフォーム向け市場は24億円と推計され、スマートフォン市場の急激な拡大や、タブレット端末や電子ブックリーダーの発売などを背景に2009年度の6億円から4倍成長した。

なお、新たなプラットフォーム向け市場には、スマートフォン向けマーケットプレイスの電子書籍カテゴリーのアプリ、スマートフォンやタブレットPCなどのビューワーアプリ経由で購入する電子書籍、iBookstoreやKindleから購入する電子書籍などが含まれている。

新たなプラットフォーム向け電子書籍市場が24億に拡大って言ってますから、これを平均300円単価と仮定すると8,000,000冊が流通って試算になったりしますが、講談社の「モーニング・ツー」のAndroid版DL数、41号が18部、42号が20部で2号合わせても50部にも満たないとか、
悲観的な意見が増えつつある現在この冊数は多いか、少ないか、、、ちなみに「もしドラ」は確か定価800円で10万部を売り上げていたはずなんで、ここだけで8000万が埋まりますけどね(苦笑)

2011年、電子雑誌の分野においては月間平均1000冊超えてれば大成功で平均100冊前後が普通?みたいな状況で、電子版用の広告枠を上手く売っていかないことには制作人件費が重く乗りかかり、採用したツールによっては月額課金、販売数課金でこれまたApple以外へのプラットフォーム利用料金を吸い上げられるのでとても電子版単体でビジネスが成立状況ではありません。

ただ、先日ハワイの浜辺で撮影したという写真を見せてもらったのですが、そこには浜辺にリクライニングの椅子に座ってのんびりしてい2人の女性が映っている何の変哲もない写真で最初は意味わからなかったのですが、、、よくよく見るとその2人が手にしているのはKindleなんですね。

引用した発表にはiBookstoreやKindleから購入する電子書籍などが含まれているってありますけど、この2つまだどっちも日本では動いてないですからここがちゃんと動くようになってからが本格的な電子書籍の浸透が始まるんでしようね。

電子書籍は書籍と言うだけあり、既存出版社の取り組みがその市場拡大に大きく影響を与える訳で、大手がその力で市場を押さえてしますのは逃れようがないですけど、ここ2~3年の拡大期に新しいプレーヤーの登場なり、電子時代の編集手法で従来とは違う手法の出版ビジネスが立ち上がってくれるといろいろな意味で活気が出てくると思うんですよね。

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