平日休業導入、取引先の休日分散にどう対応しますか?
ここ1年ほど、オフィス近くの歯医者さんへの通院を土曜日に設定、普段と変わりない時間に事務所に出て、事務処理とか平日落ち着いてやれない仕事を片付ける時間として土曜の午前はとっても有効に機能しているような気がしていました。
最初のうちはとりあえず溜まっている仕事の処理を優先していたのですがふと思ったことがありまして、、土日に飛んできている仕事のメールとかでそれを読んでしまったことで休日気分が吹っ飛んでしまい、月曜から対応しなければいけない事柄を考えると非常に精神衛生上良くない状態になってしまう事もあり、自分がこう思うということは、やはり自分が土曜に送信しているメールで気分を悪くしている人も居るだろう、、、とちょっと反省。
なので、ここ数ヶ月はあくまで事務処理関係とか、対会社でそのメールは月曜までは開封されないだろうというのがある程度確実にわかっている仕事の処理を行うような配慮をしたりして、、、
まあ、このネタだけでも掘り下げ可能なポイントがありますけど、ここに来て取引先が平日の中で休業日を設けるという話しがわが社においても現実の課題として出て来ました。
こうなってくると打合せ開催とか納期までのスケジュールの組み方で、土日祭日休みとして設定していた規定を見直すことも必要になってくるでしょう。
頭が痛いのは制作会社はやはり依頼があって初めて仕事が出きる業態、取引先は多岐に渡りますから節電対策の一環で平日休業を取り入れる会社もあれば、そうでない会社もある、、、、それに対応するには請負側は365日体制が必要?という課題が出てきますよね。
土日にクライアント対応するのに、自社スタッフには当然休業日稼動で割り増しコストが発生しますが、休業日をずらしただけのクライアントにこの分のコスト負担を求めても一蹴されるのが関の山でしょう。
この辺の課題への対応は、7月からいろいろ本格化というか、いろいろな事例が出てくると思われますから、今後もこのネタは触れていくかもしれません。
ワークシェアリングの観点からすると、制作の仕事においても属人的ではなく、複数の担当者が進行可能な標準化が可能な仕事であればこの取引先休日の分散対応は雇用拡大の可能性も秘めており悪い話だけではないと思います。
実際にそこまでのレベルに落としこめる仕事があるかは会社よって全然違うと思いますが、環境変化の中でこれまた新しいチャンスを掴む人もいれば、苦境に立ってしまう人もいる、、、という人生の縮図が見えてくるよなと思いつつ、
取引先が土日稼動したら、自分のポジションとしては休みであっても土日のメールチェックするか悩みどころだよな、、、と冒頭にご紹介したような事例を踏まえいろいろ思案しております(苦笑)