Ust中継をしてる企業担当者の皆様、中継を番組レベルまで引き上げてくれるTriCasterはいかが?
もともとのお付き合いはNGC時代からになるのですが、株式会社ディストームさんと昨日TriCaster(トライキャスター)活用についての相談をさせていただきました。
わたしがTriCaster(トライキャスター)初めて触ったのはかれこれ4年くらい前でしょうかね、Web制作業界では今でこそAppleがFlash排除を行っておりますが、特別なサーバとか準備する必要なくFlash形式で映像が配信できるというのはとっても画期的な事、そこで公開していく映像をどう普段見ている番組のように作っていくか?という時に、このTriCaster(トライキャスター)はとっても強い味方だったのですね。
細かい説明は今回は割愛させていただきますが、ここ最近のUstreamの盛り上がりをいろいろ肌で感じつつ、企業イベントや記者発表などを、手持ちカメラ1台のフィックスで中継するのではなく、もう少しグレードを高めた形で中継・録画したいという会社さんと何か仕事できないものか?と昨日はいろいろアイデアをひねっていた訳でございます。
ちなみにこのTriCaster(トライキャスター)はUstreamスタジオなどにも導入済みで、ここ最近ですとその他にも「事業仕分けインターネットライブ配信」というブロードキャストでその実力は証明済みの製品なのですが、「そんな名前は初めて聞いた」という方向けにまずはこちらのビデオをご覧いただければと思います
数年前は証券情報や為替情報を取り扱う会社さんが自社スタジオを造る際に導入される事例が多かったように思いますが、これからは中小企業が経営するECサイトが「ジャパネットたかた」さんの簡易版として番組配信を普通に行う時代になっても全然おかしくない時代だと思うのです。
それにソフトバンクさんなり、サイボウズさんは株主総会とかUstreamで中継していますし、この辺の流れが加速して多くの会社さんが株主総会とは言わずとも、記者発表なりブロガーイベントをどうせなら中継スタッフを投入して少しプロッぽくやりたいんだよね…と考える担当の方はゼロじゃない気がしていて、TriCaster(トライキャスター)導入するのが良いのか、我々のような制作会社に機材込みで中継依頼するのが得なのかの判断は難しいと思うのですが、ここで紹介する「株式会社システムファイブ」さんはUstreamの中継を見ながら入札する方式でTwitterのアカウントがあれば誰でも参加できるライブオークションという企画を実施されており、ECサイトなどの情報誌のほうに先進事例として取り上げられたりしていらっしゃいます。
わたしとしてはこういう取り組みが売り上げに貢献するであろうECサイトって相当数あるような気がしており、機材導入や中継スタッフの起用のコストはゼロではありませんが、その投資をしたとしても利益を出せそうな会社さんと中継&ソーシャルメディア活用で面白いことできないものか…と考えております。
あ、そうそうここ最近サイマル放送とかネットで聞けるラジオに注目集まったりしてますが米国のほうではラジオ局がTriCaster(トライキャスター)をこんな形で活用するケースも出てきていて、日本でもこういう取り組みしたいとお考えの局関係者の方がいらっしゃったら是非お気軽にお問い合わせいただければと思います。
今日ご紹介したコンテンツは外国の方が出てくるのが多くてどうもイメージ沸かない…という意見もあるかと思います(苦笑)、そこは株式会社ディストームさんとも相談しつつ、TriCaster(トライキャスター)を使ったワンランク上のUstream中継のネタとかも今後エントリとしてアップできるように頑張ってみたいと思います。
佐々木 康彦 Twitterアカウントはこちら。 http://twitter.com/yasusasaki
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