8時間の時間をすべてを業務に打ち込むことでしか評価されない仕事に就かなくてほんと良かった
こういう記事って、すべてに当てはまるような書き方ができないので、どこかの線でズバっと切ってしまい、乱暴な感じでも言い切らないと伝わらないというのはブログ記事をそれなりに多くの方々に見ていただく立場になって自分が理解できたことのひとつ。
ただ、今回の記事のこの記述については、どういう業種が対象としてこのような考え方を適用すべきかを示したほうが読む側にとっても参考になると思うのですがどんなもんでしょうね?
こちらのネタは最近、椅子とパソコンをなくせば会社は伸びるってほんとに椅子を無くしてしまって物議を醸している酒巻久氏の話なんで、
多分経営層向けに刺激的な言葉を意識的に使っているのだとは思いますけど……
酒巻氏曰く、「調査すると、一般にPC利用時間の3割程度は私用で使われていることが多い」という。
特に経営層や管理職までがネットで遊んでいる会社は、業績が悪くなりがちだ、と酒巻氏は指摘。「銀行から出向してきた人など、職務があいまいな人ほど遊んでいる」(酒巻氏)。問題は業務効率にとどまらない。たとえば情報漏洩の問題。三菱UFJ証券の元部長代理が148万人分の顧客情報を不正に持ち出したニュースは記憶に新しい。PCで遊んでいる時間が長い従業員は会社で重要な仕事を任されておらず、忠誠心が低いうえ、「不正」を働く時間的余裕もあるため、このような行為に手を染めやすい。
「個人情報以外に、アパレル会社のデザインや、メーカーの設計データなど『知的財産』も狙われる」(酒巻氏)というように、企業にとって生命線ともいうべき情報も流出している。外国人従業員が情報を引き出すケースも多いという。
中略
無能な管理職が「暇な社員」をつくり出す
ある企業が監視ソフトを導入したときのこと。ある女性社員が、会社の仕事は短時間で済ませてしまい、残りの時間は自分で立ち上げたオークションサイトを1日中運営していたことが判明した。それまでなぜ、誰も気づかなかったのかといえば、彼女は「女性社員ではナンバーワン」と言われるほど優秀な人物で、仕事ぶりが完璧だったからである。
そこで、経営者が本人を呼び出して理由を問いただしたところ、彼女は泣きながら答えた。
「仕事がないんです」。実は、彼女は仕事が早く終わってしまうので、「もっと仕事を与えてください」と上司に訴えたことが今までに何度もあったという。上司が彼女の優秀さに見合った適正な仕事量を与えていなかったのだ。
わたしは零細会社しか経営したことないし、基本クリエイティブ方面の仕事なので、早く終わらせたら、そのあとは自由ってのが普通なので、サラリーマンの方々のように、早く仕事が終わったら、その分もっと何かをやって会社に貢献しなければ……もしくは、そういうふうに部下を管理するのが有能な管理職って事を全然理解できてないです(苦笑)
ここは是非PCで遊んでいる時間が長いんだけど、重要な仕事を任されている従業員の方の反論とかが出てきたりしてくれないか…と思いつつ、
8時間の時間をすべて無心に業務に打ち込むことでしか評価されない仕事に就かなくてほんと良かったとこの記事を読んで思いました。