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都立高校検索サイト利用の季節

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東京都内で都立高校に進学を考えているご子息をお持ちの方で受験を控えた年だと、そろそろ教育委員会のサイトや各都立高校のサイトを見る機会が増えてきている頃かな?と思います。

平成21年度、東京都立高等学校に入学を希望する皆さんへという冊子には都立高校検索サイトとしてこちらのサイトが紹介されています。

http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/school/index.html

コピーライトのところを見ると2004となっています。内容的には適時更新されていると思うのですが、受験生の親の立場でちょっと要望を書かせていただくと、もう少し機能強化してもらえないかなと思っています。(検索機能というより個別基礎情報の拡充ともいえますが)

学校の基礎的なデータや入試に関するデータについて相互連携してほしいとか、その辺の話を書き始めると長くなるので今回は学校ごとの特色についてのみ簡単に書いておきます。

都立高校も毎年いろいろな施策を行い教育の拡充に向けいろいろな取組みをしているようですが、だいたい以下のような分類が出来るようです。

  • 進学指導重点校
  • 進学指導特別推進校
  • 重点支援校
  • アドバンスト・テクニカル・ハイスクール
  • 科学技術高校
  • 東京版デュアルシステム
  • リーディング・コマーシャル・ハイスクール
  • 進学型専門高校(ビジネスコミュニケーション)
  • 総合学科高校
  • 単位制高校
  • チャレンジスクール
  • エンカレッジスクール
  • 産業高校
  • 新たなタイプの昼夜間定時制高校
  • 中高一貫教育校

↑こんな感じでいろいろあるのですが、一見してどんな内容か判ります?(苦笑)

前出の検索システムではその学校がどこに属しているのか、今後重点支援などをうける予定にあるのかなどの関連情報を参照するには役に立たず、あくまで学校サイトへのリンク紹介に留まっているのは非常に残念です。

以前にも似たような事を書かせてはいただいておりますが、検索ポータルとしては掲載情報は出来るだけ普遍的な内容のみを掲載したほうがサイト運用の手間が省けると思いますが、まったく関連のない複数の一般企業の情報を集約とか言う話ではなく、東京都に属する公的な機関の情報をコンテンツマネジメントシステム(以下CMS)やコンテンツアグリゲーションを活用して情報集約サイトを作っていく方式も是非検討してみていただきたいなと思うのです。

一例としてCMS活用のメリットは、ユーザからはひとつのコンテンツまたはページに見える情報でも細分化をして担当を割り振ることで、それぞれの得意・専門・責任範囲において更新・運用がシステマティックに行える点だと思います。

お役所の事情でこれまで点在していた情報をユーザの立場としては集約していただいたほうが断然利便性アップしますから、web2.0の知識集約の側面での工夫とかも前向きに取り組んでいただけると嬉しいですね。

進学指導重点校しか眼中ないって親御さんにはまったく無用なエントリではありますが、推薦枠とか一貫教育との兼ね合いでの実質的な合格者枠の変動、実質倍率とかをいろいろ検討して学校や塾との進路指導に望みたいって考えている親御さんであれば、このサイトが便利なるとそれなりにお役立ちサイトになるのではないでしょうか。

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