Androidからiphoneに乗り換えて分かった両製品の違い
先日2年近く使っていたAndroid Xperia Z3 Compactからiphone6sに乗り換えました。元々Xperiaが好きで使っていたのですが、Android5にアップデートしてから操作の引っ掛かり感やもっさり感がでてきており、操作にストレスを感じるようになった為、いい機会なので以前より気になっていたiphoneに乗り換えました。
iphoneに乗り換えてから2週間程度ですが、両製品を使ってみた感想を一言で表すと「自由のAndroid」「統制のiphone」といえます。
【自由のAndroid】
Android良くも悪くも自由です。
良い意味での自由は、自由にアプリや画面を変更することが出来る。知識と技術があればRoot権限を取ることで自由にカスタマイズすることが出来る。
悪い意味での自由は、自由がゆえに知識がない状態で無防備に使うと悪意を持ったアプリをインストールしてしまったり、自分の意識していないところで機器に登録されている情報が取られてしてしまう。
Androidはフリーソフトウェアですが自由に使うための対価として、機器に登録された情報や操作履歴などをベンダーに提供することが求められます。
しかし、フリーソフトウェアがゆえに各社から様々な機器が提供され、自分の好きな機種を自由に選択することが可能となっています。
【統制のiphone】
iphoneは良くも悪くも統制されています。
画面は基本的にiOSで設定された範囲でしかいじれず、Androidにあったウィジットのようなものは使えません。アプリもAppleの検閲を通ったApp Storeに登録されたものしか使えない。また、iphoneは機器とOSを同じAppleが作っており、Androidに比べて自由度は低いですが、余計なことが出来ないがゆえに操作性やレスポンスはAndroidよりも優れています。
iphoneはハードウェアやApp Storeなど有償のコンテンツが収入源になるため、機器に登録された情報を要求することはありませn。逆にアプリ毎に位置情報の提供設定状況を教えてくれるなど、機器に登録された情報を守ろうという意思が見られます。
しかし、iphoneはAppleのみでしか販売されないため、機器は2種類(6sまたは6Plus)しか選べません。
iphoneは機器やアプリ、収益構造が優れているからこそ実現できる機器だと改めて感じます。
Androidとiphoneどちらも使ううえでは大きく困ることはありませんが、Androidとiphoneの違いを理解することで自分に合った機器を選べると思います。ちなみに、個人的にはAndroidで使っていたおさいふケータイ機能が使えないのは不便ですが、iphoneの操作感、レスポンスは満足しているので変えてよかったと思っています。