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たかが手土産、されど手土産

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先日、昔の会社の先輩と飲んでいたとき、手土産の話で盛り上がりましたので、そのときの話を少し。

仕事で手土産を持つって難しいですよね。そもそも、仕事で手土産を渡さなければならないことはあまりないですし、渡すタイミングや相手を誤ると逆効果になることがあります。しかし、タイミングと相手がマッチすると、非常に効果を発揮するものです。

では、いつ・誰に渡せば効果があるか?といわれると、同じ人でもタイミングを誤ると逆効果ですし、同じタイミングでも渡す人を誤った場合もしかりです。

ただ、共通して言えるのは、手土産をタイミングよく渡せる人は、渡す人のことをよく考えることが出来る人だということです。

手土産を渡す相手が懇意にしてくれている取引先の人なのか?それとも社内のメンバーなのか?様々です。また、誰に渡すかだけではなく、渡した手土産が誰に配られるのか、使われるのかを考えなければならない。更に、渡すが明確になったら商品を選択する為、相手の嗜好等を考えなければならない。

自分が扱う商品をただ売るのではなく、誰が使うのか?その効果は何なのか?を良く考えて提案しなければならないのは、手土産であっても営業で扱う商品であっても同じです。もっというと、取り扱う商品や相手先はある程度決まっていますが、手土産は商品も相手先もタイミングも全く決まっていないことがほとんどで、自分のセンスが問われる為、営業よりも難しいといえます。

たかが手土産、されど手土産。手土産をスマートに渡せるようになるのは難しいものです。

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