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ほとんど通話しない自分がdocomoの新料金プランのシミュレーションをしてみた

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先日Docomoから新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」が発表されました。今までの携帯会社の新料金プランは大体学割か固定回線セットもので、40歳且つ固定回線がauの自分には縁がない。

なので、今回発表された新料金は自分にも適用できるかと思い、少し期待をもってシミュレーションしてみました。シミュレーションの前提となる現在の料金と使用状況はこんな感じ。

・料金5,700円/月 ・スマホ本体の料金は毎月の補填で相殺されるので0円

・パケットは付き2G以下 ・通話はLINEがほとんど ・docomoお帰り割込み

 

上記条件で新料金プランでシミュレーションしたところ6,500円/月に。。。

自分の使用条件はライトユーザーに属するかもしれませんがパケットは2G以下、通話はLINEというのは珍しくないと思います。

 

それでは何が高くなる要因なのか?そしてdocomoは何をもって安くなるといっているのか?を考えてみました。

このプランは「カケホーダイ」「パケあえる」をセットで加入することが条件ですが、自分はスマホで電話はかけない(というか電話をほとんどしない)。そのため、「カケホーダイ」の料金設定が邪魔して料金が高くなる。更に、新料金に移行するとお帰り割引がなくなるので、この点も料金が高くなる要因として挙げられます。

では、どのような条件だとお新料金のほうがお得になるかを考えると、1台で長電話をする人又はパケット利用が多いスマホ2台か又は、スマホ3台以上セットで契約しなければ価格メリットは出てこないと考えます。

つまり、家族4人全員docomoのスマホ、且つ全員電話を良くかけますというのであれば、価格メリットがありますが、1人・2人で契約してもさしてメリットはなさそう。

新料金プランで料金体系が若干分かりやすくなり、長期契約者向けの優遇が出来たのは評価しますが、それでも同じ回線を使うMVNOとの価格差や、LINEなど今までになかった利用形態を考慮しているとは思えない料金プラン。

本体補填用の割引があるので、2年間は現在の料金プランで我慢して利用しますが、2年たったらまたキャリア乗換えか、MVNOに移してしまおうかと考えてしまいます。

 

 

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