バイト炎上をどう防ぐか?
最近バイト炎上の類のニュースがネット上で多く見見ます。
よく見るということで多く発生していると思ってしまいますが、ネット上で取り上げられているバイト炎上のニュースは多くて10数件程度。2010年のバイト人口がネット上に183万人と出ているので、全体から見ると非常に少ない割合の事件をクロースアップしているといえます。
割合が少ないといっても、炎上した際の代償は大きい為、企業としても対策を考えなければならなりません。
炎上の原因となりそうな人を採用しない?若者のネットの利用を制限する?若いうちからネット教育を行う?どれも、対策としては有効そうに見えますが、私はその効果に疑問を感じます。
初めに書いたとおり、バイト人口における炎上の原因となる人の割合は非常に少ないといえます。そのため、採用時に制限したり、若者のネット利用を制限したり、若いうちから教育を行っても、100%効果を出すことは難しいといえます。
では、その中でどのように対策を行うか?私はバイトを採用する際、炎上させた場合の罰則を明確にして提示した上で雇用し、炎上させた場合はきっちり賠償してもらうことが必要と考えます。
炎上させた人は軽い気持ちでとか、仲間に自慢したくてという動機で行っています。それは、行うことで受ける罰則よりも、やったことで仲間内にできる自慢のほうが勝っているからだと考えます。
また、当たり前ですが炎上させた際の罰則が決まっているわけではないので、炎上させたことのリスクを想像することができない。だから、問題のある行為を軽々しくやってしまうといえます。
炎上させた人も、賠償請求されたり、学校を退学になるデメリットが分かっていればやらなかったと思います。それであれば、炎上する行為を行う前に、行った時の罰則を明確にし、また炎上を起こした場合は、きっちり償ってもらうことで抑止できると考えます。
また、バイト炎上の問題は、いまどきの若者という大きなくくりで対策を考えるのではなく、犯罪のきっかけを抑止する為の法律のように、行ったことの罰則を明確にすることが最善の対策であると考えます。