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ネットを活用すると就職活動もビジネスになる

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以前受講したマーケティング講座の先生がTwitterを活用したフリーモデルの就職活動支援を行っており、最近フォローして投稿をチェックしています。

私が20年前ぐらいに就職活動を行っていた頃は、ネットなどなく情報源は電話帳ぐらいの厚さの就職情報誌や本屋で売っている就職関連の書籍。そして学校の就職課及び、学校の友人程度。就職情報誌は万人用に作られていているし、学校の就職課は学校に行かないと問い合わせが出来ない上、いつも混雑している。友人は業界が違うので参考にならない。

まあ、一言で言うと暗中模索状態。内定獲得というゴールに向けて手探りで進んでいる状態でした。

それが、今ではTwitterに投稿すれば専門家がエントリーシートの書き方から、面接での受け答えに関する考え方など、事細かに対応してくれる。また、その情報が共有される為、他の人の情報を参考に自分の活動を改善することが出来る。

教育というものは地域を問わず人さえ存在すればその機会が存在するもの。昔から通信教育というものはありましたが、レベル問わず全員が同じテキストを利用して受けるものか、個別に添削を受けられても添削が返ってくるのが半月後というものでした。

それが、ニッチな分野で且つ受ける人のレベルに応じて対応をしてくれ、当日中にレスポンスが返ってくる。
事業を行う側も経験と知識さえあれば、ネットの環境さえ準備すれば、すぐにでもスタートすることが出来る。また、就職活動は毎年必ず新規ユーザーが発生するので、軌道に乗れば永続的に顧客を獲得することが出来る。さらに、大学生はサークルやゼミなどを通じて、口コミが発生するので、うまく内定を取れれば新規顧客の紹介も期待することが出来る。

個人または少数であってもても、アイデアとネットを利用することで、まったく新しいビジネスが行える事例として注目しています。(実際にはもっと練りこまれたビジネスモデルです)

しかし、自分が就職活動をしていた頃に頃にこのようなサービスがあったら、きっともう少し違った就職活動が出来、違った人生を送っていたのかもしれないと思ってしまいます。

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