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Windows8の操作性はそのうち市民権を得るのだろうか?

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Windows 8が発売してそろそろ半月程度たちました。私は発売直後にインストールし半月程度利用していましたが、いまだにWindows 8の操作性に慣れません。

MSのOSはMS-DOSから使い続けていますが、Windows 95以降OSは変われど操作性が大きく変更したことは今までありませんでした。17年近くWindows OSを利用していると、OSが変わっても大体勘で操作することが出来ますが、今回はそうはいきません。

インストールしたアプリはどこから起動するのか、Cドライブの中身を見たい場合はどうすればよいのか、電源を切る際はどうすればよいのか、もう始めてPCを使うおじさん状態からスタートしなおしています。

今回の変更は、タブレットPCとの親和性を高める為の変更であると理解しています。確かに、タブレットPCを使うにあたっては、旧来のWindowsの操作性では使いづらいと思います。そのため、半年ぐらい経つと使い勝手にも慣れ、これが一般的な操作性なんだと思えるようになるかもしれません。

今回の変更は、十年くらい前にiMacが発売されたときと似ています。当時のパソコンはハードディスクであればSCSI・プリンターであればシリアルポートが主流でした。そのような中で、iMacが登載する外部接続端子はUSBポートのみで、当時はUSBだけで何が出来るのか!と思っていました。

しかし、今ではUSB端子しかないPCは当たり前になり、SCSIやシリアルを接続するパソコンはありません。というか、今の人はSCSIやシリアルポートってなに?という状態だと思います。

本当に革新的な変更というのは、出た当初は市民権を得られないものなんだろう。そして、数年すれば、過去のWindowsの操作性って何?使いづらい!という時が来るのだろうと思います。(Windows OS好きとしては思いたいです)

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