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iOSとAndroidの両方使ってみてわかったこと

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今までipod touchでiOS5を利用していた私ですが、先日秋葉原のジャンク屋をあさっていたところ、2980円でAndroidのHT-03を発見・即購入し、晴れてAndroidユーザーになりました。

改めて両方のOSを使ってみた感想はこんな感じです。

iOS:Mac OSとよく似た感じで(当たり前ですが)、デフォルトの状態で完成されている為、余計なことをする気にならない

Android:スマホの皮をかぶったDOSVマシン。いじくりまわしなんとか使えるようにしてやろうと思う

iOSの方は過去に使用感を書いたことがあるのでここでは簡単に書きますが、Macと同じくソフトとハードが一体となり完成されている状態。それゆえ何もしようという気にならない。

かたやAndroidは買ったのが2980円のHT-03aでかつb-mobileの980円プランという考えられる用途の中で最安値のプランで走った為か、安定して使えるようになるため10日ぐらいかかりました。

なぜ10日もかかったかというと、そもそもHT-03aにインストールされているAndroidのバージョンが1.6でこの時点でb-mobileに対応していない。しかし、設定ファイルを置き換えると使えるようになるというネットの書き込みを見たので、試そうとしたらここまで必要になりました。

1.設定ファイルの置き換えをしよう⇒2.ファイルの置き換えをするにはコマンド入力をしなければならない⇒3.コマンド入力するためにはAndroidの開発環境を入れなければいけない⇒4.開発環境を入れたがうまく動かず2回再インストール⇒5.開発環境が動くようになったがコピーコマンドが動かない⇒6.そもそもAndroidのデフォルトでコピーコマンドが整備されていない⇒7.コピーコマンドを動かすにはBusy Boxというツールが必要⇒8.Busy Boxを入れてもコピーコマンドが動かない⇒9.コピーをあきらめる(最後まで読んでいただきありがとうございます)

ここまでたどり着くのにネットを調べまくって5日かかりました。この作業をしながら、昔組立PCで初めてCDROMを買った際に、MS-DOSでCDを認識させるために数日費やしたことを思い出しました。ネットにより当時よりも情報を集めるのは簡単になりましたが、ネットの情報は説明が不十分な場合が多いため、結構振り回わされました。。。

結果として、Androido OSを1.5にダウングレードして、ROM書き換えソフトを利用しAndroid2.2にアップグレードしなおし環境を整えたら、ものの数秒で且つPCも使わずb-mobileが使えるようになりました。(ここまで10日ぐらいかかりましたが)

ハードとソフトの一体感、使い勝手の良さでいえば断然iOSが優勢だと思います。しかし、昔から組み立てPCを使って遊んでいた自分としては、あらゆる意味で遊ぶのであればAndroidの方がお勧めです。

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