b-Mobile980円SIMは使えるか
前回のAndroidに引き続き、今回は新しく使い始めた980円SIMカードについて投稿をします。
980円SIMとは、日本通信がイオン系列の店舗で販売している、データ通信専用SIMカードのこと。月980円という大手キャリアのデータ通信料と比較し、すごく安価に設定されていますが、通信通信速度は100KBとこれまたすごく遅く設定されています。
さて、このSIMを試す環境はというと、前回に引き続きHTC社のHT-03a With Android2.2。前提として、スマホ自体自体非常に挙動が遅いため、それを考慮してこの先のレビューをご覧ください。
まず結論として、このSIMがつかえるかというと、980円であればコストパフォーマンスは高いといえます。但し、今まで3G回線を使っている方からの切り替えはおすすめしません。
なぜなら遅いから。 私はもともとガラケーとipod toushの組み合わせで、外では有料のWifiで通信していました。Wifiで2プラン掛け持ちしていたので、月1000円ぐらい払っていましたが、どこでもつながるというわけではなく、たまにつながるといった状態でした。これが、遅いとはいえ同じ価格でどこでもつながるのであればとても便利になったといえ、コストパフォーマンスは高いといえます。
では、どの程度使えるかというと、メール・重くないサイトの閲覧・Facebook・Twitterの閲覧程度であれば遅いけど使い物になります。また、Facebook・Twitterへの写真付きアップも可能。しかし、Androidストアからアプリを落とすのは無理。タイムアウトします。どんな時も、「月980円」と念じながら接続が完了するのを待てるだけの我慢強さが要求されます。 また、このSIMカードはドコモのスマホで使えますが、対応機器が一部限られているので注意が必要です。
このSIMは善し悪しありますが、980円ということを理解しながら使える(980円だから遅くても仕方ないと納得できる)玄人の人にはお勧めです。しかし、価格が安いと言うだけで契約したり、契約変更するのはおすすめしません。
スマホが流行となりスマホ向けの料金プランが整備された今でも、その料金のコストパフォーマンスを見いだせず、切り替えを渋っていた自分にとっては、サービスとコストパフォーマンスのバランスがよくとれた商品であると思います。 欲をいえば、月2000円払ってもいいので、もう少し早いプランがあるとうれしいといったところです。