オルタナティブ・ブログ > 誰がためにITはある? >

流行に流されやすいITやビジネスの本質を考えるブログ

乱読は自分の為にならないか

»

先日ある方の本を読んでいたら、「自分の意見を持たずに本を乱読しても、他の意見に振り回されるだけなので、読書の効果がない」という記述がありました。

どちらかというと自分は本を乱読する人で(テーマを決めた中で乱読しているので、何でもかんんでも読んでいるというわけではありませんが)、常に新しい本を読んで、過去読んだ本を読み返すことが少ない。最近、Kindleを買ってから、過去に買った本を電子化してすべて持ち歩くようになり、機会をみて読み返すようにしているが、それでも新しい本を乱読する習慣は変わらない。

乱読していても、自分の参考になることが書いてある場合は、その記述を覚えているし、実践もしている。しかし、乱読しているからか、記憶している箇所は少ないと思う。

そのかわり、何か困ったときこの本を読めばよいと言うことは覚えている。インターネット世代だからなのか、重要度または重要度が低い情報の記憶は、電子(自分はKindle)に頼り、自分はインデックスだけ覚えている。そのため、乱読を続けることでインデックスが増え、結果的に自分の情報の引き出しを増やすようにしている。

数少ない本をじっくり読むというのも一つの読書の仕方かもしれませんが、電子機器を組み合わせて乱読することも、一つの読書の仕方ではないかと考えてしまいました。

Comment(0)