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通勤電車で座るための仮説思考

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電車で通勤されている方が多いと思いますが、皆様は通勤電車で座れていますか?

私もほかの方と同様、関東圏のとある駅から毎日1時間ほど通勤をしています。自分の乗る駅は始発ではないので、電車が駅に来る頃にはほとんど座られています。私は電車の中で本を読むようにしていますが、立っているのと座っているのでは、疲れが異なるためどうしても座りたいと思っています。(皆さん同じだと思いますが)

そんな中でも、私は仮説思考を使ってほぼ毎日座って通えています。今回はこの一部を紹介します。あたりまえですが、この方法は途中の駅で一人でも降りる人がいないと使えませんのでご注意願います。

1:途中駅にあるスポットを把握する
これもあたりまえですが、電車に乗っている人はどこかの目的地に向けて電車に乗ります。その目的地がわかれば、電車に座れるようになります。そのため、自分は途中にある学校(学校名ではなく、学校が多い駅)を覚えています。それと、観光スポットも把握しています。

2:服装と持ち物から降りる駅の仮説を立てる
また当たり前ですが、人は目的地に向かう際には、その目的地に合った服装をします。学校に行く人は制服、観光地に行く人は普段着、山登りにいく人はそれなりの格好。電車に座っている人の格好から、目的地の仮説を立て、一番早く降りると思われる人の前にたちます。

非常に簡単な内容ですが、私はこの方法でほぼ毎日座って通っています。仮説思考と書いているとおり、はずれることもあります。たとえば、近くの観光地に人だと思ってその人の前にたったら、遠方へ旅行に行く人で新幹線に乗るため終点までたたなかったりする事もあります。(この経験から、同じ服装でも荷物の多さで終点までいく人かわかるようになりましたが)

また、途中でよく降りる学生でも、普段着で乗っている場合はディズニーランドに行くため終点まで降りないなど。(それら学生のことを私は勝手にディズニーランダーと呼んでいます)

こんな感じで仮説と実証を繰り返し、間違えたときには間違えた理由を考え、修正してゆくと精度がさらに上がり、座れる率が上がります。なれると考えず感覚で席を立つ人がわかるようになります。

会社につとめている以上、通勤はだれでも避けられないものです。それであれば、少しでも考える訓練に使うことで、日々のビジネスにも役に立つようになります。座れる、座れないということもありますが、考える練習にもなりますので、試してみてはいかがですか。

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