OSが突然死。。。が、家には
先日家で使っているPCのOS(Windows XP Pro)が突然死しました。予兆はありました。利用中にSP3のディスクを入れろとのアラートが連発していましたが、放っておいて再起動したら「hal.dllファイルが見つかりません」とのアラートが出てOSが起動しなくなりました。
OSのリカバリをかければ修復できるのですが、リカバリ時に中のデータも道連れになるため、何とか復活させたいと思い、試行錯誤した記録です。
まずは、アラートの内容を調べなければならない。しかし、PCは動かない為ネットを見ることが出来ない。。。が、家にはPCが4台とテレビ・携帯・ゲーム機を合わせれば7台ネット見ることが出来る。1台くらい壊れても我が家のネット基盤は揺るがない。
ネットを見るとこのアラートは、OS起動時に必要なファイルが壊れている為、OSのメディアでブートして修復インストールをかければ修復できるとのこと。しかし、そもそも壊れたマシンはOSのイメージがHDD内にある為、OSのメディアでブートすることが出来ない。。。が、家には別のマシンにインストールしたXPのメディアがある。
OSのメディアを入手しCDブートしようとするが、そもそも壊れたマシンにCDドライブがついていない。。。が、家には内臓のドライブが4台あり、且つ内臓ドライブをUSBで接続するケーブルがある。
XPのメディアでブートし、修復インストールをかけようとしたら、Adminのパスワードを受け付けてくれない。調べてみると、OSの不具合でAdminのパスワードが受けられない場合がある。修復の為には特定のパッチを当ててほしいとの記載が。そもそも、OSが壊れているのだから、パッチなど当てられるわけがない。。。が、家にはVistaと7のメディアがある為、それでブートすることが出来る。
Vistaのメディアでブートし、いじっていたらコマンドプロンプトになった為、XPのメディアにあるhal.dllのファイルをPCにコピーしたら無事起動しました。
対応時間4時間。夜中の10時に開始し、終わったのが午前2時。備えあれば憂いなし。今回のトラブル対応で痛感したことですが、そもそもこんなに備えている家庭は普通ないだろう。OSの進化とともに、初心者にもやさしいマシンは多くなっていますが、やはり壊れたときのPCは初心者には冷酷なものだと改めて感じました。