銭湯は地域コミュニティの場
京都に単身赴任して住んで3年が経ちましたが、最近はまっているのは銭湯です。
マンションの狭い風呂ではなく、サウナも堪能でき広い湯船につかれるのは最高です。
本宅は千葉市内の住宅街にありますが銭湯は見かけません。京都はビジネス街のど真ん中でも一筋中に入れば、町屋風の静かな住宅があり意外に多く銭湯を見かけます。
今どき家に風呂が無い家庭は無いとは思いますが、けっこう入浴者がいます。話を聞いていると地元で商売をしている人とかが多そうです。
当然お年寄りも多く、顔なじみどうしの会話がはずんでいるようです。
番台のおかみさんと親しくなったり、いつも買っている近所のコンビニの店主がいて挨拶をしたり、ちょっとしたコミュニティができあがります。
銭湯の良さが見直されてまた活気がでてきているのか、昔からずっと銭湯コミュニティは続いているのかが分かりませんが、毎日繁盛しているように見えます。
わが社はシニア向けのSNSサイトSlownetをサービスしていますが、SNSもいいですがこうした銭湯コミュニティもなかなかGoodです。
なにせ、顔見せブログどころか裸の付き合い、着飾るものは何もない状態でのお付き合いですから。
ちなみに、銭湯によっても良し悪しがあり、自分の評価ポイントはサウナと水風呂です。特にサウナを出たときの水風呂の気持ちよさの差は銭湯によって違います。
天然地下水をくみ上げているような銭湯は最高です。入浴者がペットボトルを持ち込んで水を持ち帰っているような銭湯もあります。
最高のサウナ×最高の水風呂に出会うと感動します。サウナを出て水風呂に入った瞬間に血管がぶち切れてそのまま死ねたら、最高の死に際じゃないかと思うぐらいこのコンビネーションが重要なのです。
特に水風呂の良し悪しは、銭湯繁盛の隠れたCritical Success Factorではないでしょうか。