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岩手産の杜仲茶

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テレビの健康番組で杜仲茶が内臓脂肪を減らすということが放映され、巷はちょとした杜仲茶ブームになっているようです。我家(というより私)も影響されここ数週間杜仲茶を愛飲しています。
ドラッグストアーでも大々的に宣伝されており、品薄になっている店も多いようです。
本日ドラックストアーにて2種類の杜仲茶がおいてありました。
1つは中国直輸入のもの、もうひとつは岩手で栽培したものの2種類がありました。値段はほとんど変わりはありません。
さて、どちらを選ぶべきか、、、、

原産地である中国から直輸入した茶の方がなんとなくよく効くのではないかと思いましたが、カミサンが一言「品質管理が心配だ。何が入っているかわからない。日本産にしなさいよ。」という一言で岩手産にしました。
上海に駐在経験もある私ですが、なんとなく納得してしまいました。
しかしながら、上海で買ったウーロン茶はやっぱり日本で買ったものより美味しいだろうと思うし、ボルドー産と山梨産ワインだと、同じ値段ならボルドー産を選んでしまうような気がします。
なのに、今回なぜ岩手産を選んでしまったのでしょうか?

1)味を楽しむというより薬的な効能を期待するため、本物の杜仲茶であればよく、味はあまり意識しない。
2)中国のニセモノ文化を体感したため、疑わしくなっている。
3)日本産というブランドが生産、収集、出荷作業においての品質管理に対して安心できる。
ということなのかと思いました。

これが、ネギやシイタケのように日常食品として多く流通しているものであればまた違った判断をしているのでしょうが、リスクの低い日本産を選んだというのが深層心理だと解釈しました。

中国産を売っている販売サイドにたってみると、杜仲茶の効能をアピールするとともに、私のような安心に対する「不安、不信」といった「不」の部分をいかに軽減させるためのプロモーション(パッケージの説明文の中に品質管理体制をアピールするようなキャッチをいれる etc)をするかが重要になってきます。もちろん本物で、品質管理をちゃんとしていることが前提ですが。

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