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かかりつけの医者

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いい年になってくると、体にガタがきており定期的に人間ドックを受けています。
我社は本社が京都ということもあり、医療分析機器でも有名な島津製作所の関連の医療施設で検査を受けています。先日の検査の時にはあのノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんが受けていました。ちなみに田中さんは待ち時間中は「ニュートン」を読んでおり、さすがだなと感じました。

前置きはさておき、
こうした最新設備で検査されちゃんとした検査結果が自宅に届けられす。紙面上では色々と指導項目に関しての注意や標準値よりかけ離れて悪い値は赤で記載され注意を促してくれています。
しかしながら、読み手の知識とやる気がついていかず、ついつい、「そんなものか、、まあ年だからしょうがないな。」で終わってしまいます。
そんな中、数年前に一度今すぐかかりつけの医者で再検査をして指導を仰いでくださいといった注意があり、近所の内科に行きました。通風の症状がでるまでには至ってませんが、尿酸値が高めということでそれ以来、薬が切れるタイミングで問診をうけています。
先日の人間ドックの結果もこの先生に見せました。結果を見るなり、「あれーーー。食べすぎ、飲みすぎには注意してくださいね。最近太りましたか。。」等、注意と指導をしていただけます。別に当たり前の言葉をかけてくれるだけなのですが、権威ある医師というステータスの方から「気をつけなさい」と言われることが重要なのです。
デジタル処理を駆使した詳細なデータでのロジカルな報告書より、人間のリアルなアナログチックな思いをこめた一言の方が効果的といった事例です。ビジネスの世界でもよくありますね。

しかし、「渡部さんは悪玉菌が多いですね。」と指摘されたときには、なんか人間性まで非難されているような気持ちになるのは私だけでしょうか?

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