ソーシャルメディア担当者はツライ「和」
大中小と様々な企業のソーシャルメディア戦略構築と運用をサポートしている私が日々感じるのは、
ソーシャルメディア担当者はツライよ。
ということです。「男はツライ」よみたいですが、特に100名を超える企業の担当者にそのツラさを日々感じます。
私のように小規模事業者であれば、経営者自らが担当ですから、ツライといえば「更新するのがツライ」ぐらいのものですが(笑)
従業員数が増えれば、増えるほど、「本当の担当者のツラさ」が日々身にしみます。
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「いやぁ、加藤さん。仕方ないんですよ。。。」
「うーん。。。難しい質問ですね。。。」
この台詞、何度も聞きました。
火の玉小僧と陰でささやかれているとかいないとかの私ですし、
性格も災いして内角ぎりぎりの直球をなげるのが臆病者のくせに大好きですから、僕が悪いんです。
パートナーには、もっと凄い人がいます。。。(汗
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でも、これはソーシャルメディアプロジェクトの宿命かなと思います。
もし、全く会社に波風おこさずに成功するソーシャルメディアプロジェクトがあれば、教えてほしいです。
「変化」は、SMプロジェクトのむしろエンジンだと思っています。
その変化の呼吸に、ステークホルダーはエンゲージメントされていくのだと思います。
「ウチの会社は、ここがイイ!」を連発されるより、
「ウチの会社は、今現在ここがダメだけど、社員の有志でこう変えようとしているんです!」と言われた方が、
判官びいきの日本人気質も相まって、深いエンゲージメントは起きますよね?応援したくなるし、信用できませんか?
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「ソーシャルメディアに対する経営者の理解が。。。」
これも何度も聞きました。
もちろん、私自身は、ゆるされる範囲で経営者のコミットを獲得しようと動きますし、ツライ担当者をただ横目で見ているようなことはできません。
しかし、そこは会社。
複雑に入り組んだ人間関係や政治があっても、私には大抵の場合、微力ながらお手伝いできるだけです。
その重さが、どーーーーーーーーーーーーーーんっと、担当者の肩に。。。
ごめんなさいね。ごめんなさい。いつも、そう心でつぶやくんです。
その分、走りきったときの栄光をビジョンとして描き続ける事も仕事の一つだと思っています。
とある尊敬する方から、「ソーシャルメディアコンサルタントは、モチベーターでなければ!」と言われたことが心に残っています。
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ソーシャルメディアに詳しければ、ソーシャルメディアコンサルタントになれるか???
私は絶対にそう思いません。
モチベーターであり、プロジェクトマネージャーであり、ファシリテーターであり、教育者であり、プランナーであり、プロデューサーでなければいけません。
例えば、こんなのとかで自己検証するとか。。。
私も日々精進ですが、この中でも特にとんがらせたいのが、モチベーターの部分です。
0次産業から、1次/2次/3次産業への進出を狙う我が社にとって、一番重要だと考えているからです。