0(ゼロ)次産業をソーシャルメディアで興したい「和」
書きたいテーマはあったのですが、書き出すのが遅くなってしまいました(汗
さて、
第1次産業:農業
第2次産業:鉱工業
第3次産業:サービス業
という産業定義の中に、
第4次産業:IT、ソーシャルメディア
と言われる事も多いようです。
でも、私の中では、4次ではなく0(ゼロ)次として考える。
つまり、既存の産業を根幹を支える事業として定義するほうが頭がスッキリするなと感じています。
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あのTwitterで有名な豚組さんに言ってきました。
(そういう言い方も本当は良くないですよねー)
行くのが遅いよって言われそうですが。。。
何はともあれ、
料理がとにかくめちゃくちゃうまかったです。
社長の中村仁さんは、0次産業の体現者だと思うんです。
ソーシャルメディアを深く理解しながら、第3次産業である飲食店(サービス業)にそれを体現されている。
いわゆるITやソーシャルメディアを深く理解している(枝葉ではなく、根本)人の頭の中には、ビジネスを、特に新しいビジネスの興し方が沢山つまっていると私は思います。
だからいわゆるIT業界でなくても、鮮やかに新しいビジネスモデルを切り開いてみせるんです。
他にも、Facebookで有名な(こう書くとよくないんだろうな...)、サティスファクションギャランティードさんも、アパレル業界、世界展開に新たなモデルを提示しつつあります。
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ITを4次産業として位置づけるか、0次産業といちづけるかで全然意識が違います。
4次ではなく0次と考えてしまえば、IT業界という不条理な?業界をどう生き抜くかの知恵をコツコツ積み上げるよりも、ビジネスの根本を理解しようという意識が覚醒します。
私が尊敬する人は、0次産業としてITに携わっている人です。
逆に、尊敬しない人は、4次産業、つまり根っこをおさえずにIT業界に携わる人たちです。
4次と考えているから、やれソーシャルメディアやら(笑)、Facebookやら、Twitterやら、クラウドやら、HTML5やら、枝葉をことさらに大きく取り上げて、バズワード化してしまう悪いスパイラルが生まれるんです。
0次と考えれば、ソーシャルメディアもFacebookもTwitterもクラウドもHTML5も、新たな時代を切り開く素晴らしい「手段」として光り輝きます。
4次産業としてのITの喧伝文句に振り回されていませんか?
ITやソーシャルメディアって、むしろ「根っこ」のことを取り扱っているという意識を持ちませんか?
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Webプロデューサー、ソーシャルメディアコンサルタントとして仕事をしている私自身、とても4次に引きずり込まれやすい危うい立場にあります。
早く、確固たる0次から1次、2次、3次の中に、我がユーズィット株式会社も立脚したいものだと強く強く願っています。