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妻が努力してくれていたことにあらためて敬意を表する今日この頃。

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引っ越し荷物のまとめ、まだ続いております。

このエントリーが公開される頃には、東京の家からの荷出しまであと1日半、というところです。

なんでも取っておく方の自分でも、この場に及ぶとそれなりに割り切らざるを得ない状況です。

息子が幼少期から思春期を迎えるにあたり、自宅学習用に妻が自作で相当な数、手書きで問題集を作って息子に解答させているドリルなども出てきました。

正直、自分としては、そんなことがあったような覚えがおぼろげにあるぐらい、それよりほぼ毎日遅い時間の帰宅が多かったので、少なくともその問題集を作っている光景は目にできていなかった、と思います。

自分は外で金を稼いできているので、家のことは任せた、という自分自身の心の甘えもあった、と思います。

これだけの努力をしてくれていたんだな、と思い返したと同時に、自分はその頃、普段忙しいということを言い訳にして、休日は趣味のバンド活動やら、イベント参加やらにあけくれていた覚えがあります。

大変恥ずかしく、そして、その頃の妻の努力を思うと敬意を表すると共に涙が出ます。

なお、前述で外で金を稼いできているので、と書きましたが、だから、俺、エラかったはず!とかは全く思っていませんのでそこだけは注釈いたします。

妻は少々のパートに出ては居ましたが、基本主婦でした。
そして妻が家を守ってくれていた、というのはずっと思っていました。

これはあくまで自分の持論なので、誰かにそうじゃない、と言われても曲げる気も無ければ、逆にこれが正解だ、と押しつける気もないことを前提で書きます。

以前、某QAサイトで「主婦の仕事に時給を定めるとしたら何円くらいでしょうか?」などという質問に対して回答したことがあります。時給、と定める考え方では無いのですが、自分が安心して働きに出られていたのは、主婦として家を守ってくれていた妻のおかげ、と考えていますので、自分の年収の半分は妻がが稼いでくれていた、と思っていました。それだけは今も変わりません。

ただ、あらためて自分の人生を振り返ると、金を稼ぐどうこう、ではなく、きちんと家庭を顧みれていたか、という点では非常に落第点の夫、父親だったと思います。

それを毎日の荷物整理の中で、ずっと痛感させられております。

これも終活の一つ、ということで良いでしょうか。

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