BPMS導入の立て役者・・・その2/H氏
立て役者・・・その2は、I社の情報システム部のH氏。知る人ぞ知る論客でもある。I社、既に2,3年をかけてERPを導入し、CRMも導入、それらと既存の基幹システムとをEAIを介してデータ連携も実施している。そして、次はPortalを導入してOne-To-Oneを実現し営業現場・搬送現場等の現場業務をIT化し効率化を目的とした。ERPとかEAIに用意されているワークフロー機能は、望む柔軟性が無くSavvionに白羽の矢がたった。データ連携は当然、プロセス連携も一つの業務プロセスとして実現し、クラスター構成の大きなシステムであった。
システム構築後、H氏とお話する中から幾つか。
■EAI(ESB)+BPMS+Portalは、Webシステムの三種の神器・・・Webシステム構築には、EAI(ESB)+BPMS+Portalが必要。H氏の持論である。EAIが既存のシステムを業務プロセスから観て、巨大なDataBaseに見せる。Portalは、多くの業務プロセスを業務という均一な形で現場ユーザに提供する。BPMSは、基幹のデータを活用し現場の実業務を人とのコンタクトの中で実現していくんだよ。
■この営業○○プロセスを使うのは40名・・・・ERPを使う社員は全社の1/3、だから導入に10億円以上でもOK、しかしこの営業○○プロセスを使い社員は40名、億の金は使えないし長い開発期間も無理。だからBPMSを使うのだよ。
■うちの会社の業務数は1,500こ以上・・・このうちIT化したいのが沢山あるんだよ。
■システムをまとめるのは私の仕事・・・私の「なぜ、SIベンダにシステムまとめをさせないのか? なぜ、コンサル頼まないの?」の質問に。「それは私の仕事よ」と。
納得でした、今も時々お伺いし、勉強させてもらってます。