プレゼンにはリハーサルが不可欠だ。
大事なプレゼン、自分でも限りなく工夫して準備をやるし、他人のプレゼンにおいても手抜かりなく準備するように指示・指導をする。
できるだけ他人のプレゼンの場合でも有事に備えてできるだけ自分がフォロー、バックアップできるように準備もする。
とはいえ、
プレゼンする相手、すなわちクライアントには、経験的に大きく2つの志向がある。
1.購買したコンサルティング会社の中で最もブランドを感じている人からのプレゼンを聞きたい。
2.購買したコンサルティング会社の中で最も当社にたくさん係わった人からのプレゼンを聞きたい。
現在の組織構成、私の立ち位置において、私は1に成ることがあっても2には普通ならない。
私が常にブランドになるわけではぜんぜんないが(苦笑)、たまには私ならでは、あるいは私だから出来ることはあるので(爆)、その少ないながらも取り柄が炸裂するときにおいては、クライアントは私からのプレゼンあるいはフォローのコメントに期待している。これが1のケース。
2のケースの場合は、私はよほど話がそれたりクライアントから厳しい指摘がない限り、後進育成のためにも部下にプレゼンを任せなければならない。徹底的に任せるべきだと私は思っている。
だから、
2のときは段取りやスピーチ内容について、丁寧に確認し、事前準備をできるだけ怠りなくレビューすることで、自分はプレゼンしないけれどもその顛末がどう転ぼうと自身も納得できる、つまり腹を括ることができる。もっとも、部下が助けを求めたら(大抵において私の顔を一斉に見つめてくる^^;)話は別だけど。クライアントだって一番自分達のために働いてくれた人がメインのプレゼンターがいいって大抵考えているはずだ。だって一番詳細を知っている人なんだから。必要なときだけその人の上司に応えさせればいいのだ。
1のときも基本プレゼンターは部下だ。ただし、私は私でクライアントの期待に応えるべく、何らかそのプレゼン機会で相手に有意義な言葉や印象を与え、少しでも高い満足度にもっていく努力をする必要はある。もっとも、この考え方は2のケースでも有効だ。十分に成果のあるプレゼンを部下がやってのけたあとにダメ押しすればいいのだ。
そして、
実はこの準備の労力、1も2も大差ない。だから自分でも結局いつもそれなりの(セルフ)リハーサルはやる。たまに2のケースだと1より入念に準備する必要がある。その例外の理由は、よっぽど部下が(そのお題に対して)超優秀で私がさらにそれに付加価値つけるにはハードルが高い場合(笑)、あるいはその逆で私が相当にバックアップしてないといつ逸れるか傾くか心配で仕方のない場合だ。ま、そんな場合がたくさんあってたまるかっての(爆)。
とはいえ、
プレゼンはいずれにしても本当に緊張します。
基本的に資料(成果物)とプレゼンの両方をクライアントに最も厳しく裁かれる瞬間ですからね。
今日は開始時刻の関係でランチ抜きで挑みましたが、なんとか乗り切れました。リハーサルやった効果がちゃんとあった。想定問答も結構当たりました^^;
あー良かったぁ・・・っと、途端におなかが空いてきて、低血糖で倒れそうです(泣)。
でも今日は接待の日。コース料理をひとり食べないってわけにもいかない。困ったよう(涙)