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IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

新卒、ガンガレ!

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新卒苦境って先日んですが、昨日部下が「正直今の子達ってパンチが利いてないっていうか、おとなしくて主張がないスよね」とか言うんで、

「えっ?どこが??」ってつい言っちゃった(笑)。いや、十分に小生意気だし、実績ないくせに理論ばっか、盗ませろじゃなくてちゃんと教えろとか要求ばっか。とか・・・ついつい言っちゃった(爆)。

 

でも、そんな子にした僕ら先輩が悪いですよ。一番。ホント反省です。親だゆとり教育だも問題は問題なんだけども、それもひっくるめてとにかく「先輩の責任」。

個人的にも、「NEW AGE」とか「NEW TYPE」とか逃げ道作らないで、もっと背中をみせて教え込んだら良かった。大変残念ながら自分に今は賛同してくれてる後輩の人達も大方は「当時は意味がわからなかったんですヨ。当時のセンパイ(私)の立場に自分が成ってからようやくわかりましたワ」って感じです。それは結局、自分達「先輩の責任」。

 

でもね。

確かに新卒の仕事の器を今のマーケットに作っていくのは難しいのです。確かに。

多言語能力の面、教育プログラムの面、ハングリーさ、どれも他国籍軍が上でしょう。

 

でもね。

そんな相対論いってても始まらないし、そもそも日本企業は日本の新卒採用拡大の道をもっと真剣に考えるべき。外資系企業とはいえ自分もがんばらないといけないけど、企業側は少しずつかも知れないけど僕らももっと考え対処をしていくので、新卒のみなさんも頑張ってほしいです。常識一生懸命に工夫や努力をして就職口を勝ち取ってください。

くれぐれも(我々も)、相対論が日本人の一番悪い癖だと思っています。今日からは不公平上等、他人の状況をふりかえるより自分のことだけ、真剣に考えてみていただければと思います。一度自分自身をふりかえり、他人の参考意見は聞き(他人との比較じゃなくてね)つつ、自分にとって前向きな道を模索していきましょう。その先には必ず何か自分が納得できる器が待っていると思います。

 

その器が求めるCapabilityが自分には足りないのだとしたら、焦らずそれを身につけていけばいい。無理に背伸びすると偏った人材になり、「人財」に成り損ねる。たまたま偏り方がフィットすると我々コンサルタントに成れるのでは(笑)という考え方もあるにはあるが、とにかく確率もあり器には限界もあると。

双方、焦りは禁物です。とにかくパニックになることなく、改善していきたいものです。

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