人間は同時に3つのことなら集中できるはずです。
人間は同時に複数のことに集中できないと言う人もいますが、そんなことはないと信じているタチです(笑)。
ただ、同時に3つが限界とも思っています。
私の師匠(達)には、「人間は同時に3つのことなら集中できる」と教わりました。
ちなみに、だから「コンサルタントとの会話は話3分の1くらいに聞いておかないと後悔するってクライアントには思われてるんだぞ」という助言(爆)も同時によく言われました。
私なりにそのときの教えを積み上げ、適宜試し、経過や結果を体感し、教訓を整理して醸成させてきました。
3つと言っても、仕事に限らず、自分が気になるテーマのTOP 3ってことです。
例えば私の場合、プライベートで大きな1つ悩みを抱えています。
眠りが浅い日も多く、明らかにこの件については常時気に成っている。イコール、適宜集中してそれに関するアクションを片付ける習慣がついてしまっています。
ということで、私は基本2つのことに仕事モードのときは集中するようにしています。
たまたま2つ並行で提案書を書かなければいけません。それを今週同時並行で目標クオリティ通りに完了させるためには、既存プロジェクトの運営は全てが順調に進行し、仲間に大半運用を任せられる状態になっていることが重要です。
1つのプロジェクトでちょっと大きめの懸案が並行して発生していました。それの目途を昨日までたてて、運用サイクルを元に戻して、あとは計画通りにリカバリできそう?・・・って感じまで段取りつけておいて、
そして、今日から提案作業、2つとも、いわゆる「パラレル・ラン」です。
慣れもあるとは思いますが、「3つまで」を守っているので、この2つの計画はちゃんと頭に入っています。たまたま今日は風邪ひいて喉を晴らして基本リモート作業になってしまいました。それでも自分なりには最低限の目標まで思考を進捗していると思っています。明日、ちゃんとキャッチアップしよう。
どんなに小さな、短い作業であっても、そのテーマが「特に集中」を必要とするものならば、頭にこびりつくくらいの重要な「TOP 3」の1つにカウントするようにしています。どんな瞬間においても、「絶対に忘れない3つのプライオリティ・タスク」。そうやって毎日を過ごしています。
実は最近、「5つの関心事」に集中して仕事する人に出会いました。個人的には「3つまで」の教えを工夫して説こうとしたんですが、わかっていただけないようで、一生懸命5つ全てに集中しようとしているようです。
しかし、そんな超超優秀な人であっても、多数の優先タスクをパラレル・ランするのは必ず弊害が出るようです。大変残念なことに、品質劣化や進捗遅延の悪いNEWSをその後聞きました。
どんなに優秀で人柄が立派だったとしても、「並行作業」の限界を見誤ると、良い結果には向かいません。その人は4つまで可能な人かも知れません。でも5つは私の経験と勘からその人にも絶対無理だと思いました。早く気付いてくれないかな・・・(苦笑)