しがみついていた過去の栄光を自ら踏みにじるという「踏み絵」
久しぶりに亀井さんが「踏み絵」という概念を現代に持ち出してきましたが・・・(笑)
で、「踏み絵」というのは当業界にも存在いたしまする・・・
(以降、当社限定・固有でない、業界全体でとらえた例示を説明いたします・・・)
第一に、社内外のPower Game。
外資系だって序列は重要だし、むしろ実力主義の前に、上司や仲間をうまくたてられる人じゃないとそもそも実力をみせる機会が与えられない。この辺、外資系は結構厳しい。なので、規模が大きければ大きいほど、派閥ができます。
当然ボスの椅子獲りゲームも起きます。取り合いや交代により、それなりに派手なPower Gameが行われます。
クライアント側にも、いっぱいあります。企業内、部署内、そして企業間・・・M&A絡みのときなど、すぐ「どちらが勝ち組か」みたいなGameがいっぱい。
Power Gameってのは、「交代」がある以上、必ず「踏み絵」的行為が発生します。いつの間にか、派閥間のたらい回し。というか、なんかそのときにいい感じの自分の取柄を欲しい派閥間で、取り合いがあるわけです。
体験としては、取り合ったことは殆どない。でも(決して自慢ではなく)取り合われたことは多々ある。
そして都合良く使い捨てられたり、売られたりしたことも(泣)。
文句はありません。当時は部下、主従関係の「従」の身ですからね。
(まあ、あくまで私の主観です・・・ハイ。^^;)
昔は、さらにはクライアントの「とかげの尻尾」というか、スケープゴートにされたこともあります。
結局、Power Gameをうまく見切り立ち回れないと、つまり、
上手に踏み絵を踏めないと、自分がどんどん「自己犠牲」や「臥薪嘗胆」の側に追いやられていくのです・・・
そんなことを思い出しながら、亀井さんのNEWSをながめていました・・・
やっぱり、なんか、複雑な気分です(苦笑)。
もう、しこたま踏み絵も踏んで、今はむしろ踏み絵を作る側(爆)。
例外は1つだけ。
しがみついていた過去の栄光を自ら踏みにじるという「踏み絵」
これは時々必要。
「僕はプライドないですから」って人に限ってプライドが高い(笑)。だから、ほんとに過去の栄光を捨てて今回はまったく違う立ち位置から脇役姿勢で献身的に仕事できる?みたいな役割をお願いするときなんかに使います。もちろん、当人にハンデや落ち度があってそういう役割定義せざるを得ないときの話です。
過去の栄光がどんなにすばらしくても、それが今通用しない、マジョリティでないばかりか売りものにもならない・・・なんて状況で、そんなことに自分の矜持を縛り付けていても意味がない。
ま、でも基本、踏み絵なんて普通は作るかっての・・・っていうか、用意させないで欲しいですよぉ・・・
さーて、そろそろ飲みに行くか^^;・・・あっ、まだ朝だった(爆)