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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

「中古車でいい」そう思ったら、いい車は出てこなくなる

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先週、ヤフーニュースの記事をFacebookでシェアしたところ、あちこちにシェアされまくったのがこちらの記事です。

「予約の取れない店」が3年で閉店に追い込まれる理由

どちらが悪いとかではなく、いいお店だと感じて、長く続いてほしいのであれば、行かないとね、ということですね。僕もそう思います。好きなお寿司屋さん、好きな焼肉屋さん、好きなワインバー、好きな焼き鳥屋さんなど、好きなお店には出来るだけ機会を作ってお邪魔するようにしています。まあ、お金がかかることなので、出来るだけとは言っても限界があるわけですが。

で、少し話が逸れますが。

芸能人には、高級車とはいえ中古車を買う人が多いそうです。もともとは、芸能人という収入が不安定な人たちは、ローンが通りづらかったため、現金で買える範囲で、出来るだけ高級車を買おうとすると、どうしても中古車になったそうですが、現在は別の理由ではないかと思います。

法人の節税の為に中古車(4年落ちのベンツ、BMW等)を会社の経費で買う

少し前に売れた本で「なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?誰も教えてくれなかった!裏会計学 」というものがありました。この本に書かれているのは、概ね上記URLにあるように、4年落ちの車を買うと税対策上、有利になるということなのだと思います。

税金対策は経営者として考えないといけないところではあるのでしょうが、僕自身はモータージャーナリストの池田直渡さんが書かれている記事のような、危機感を感じるところがあります。節約は誰でも考えるところでしょうし、無い袖は振れないのは事実です。でも、そこまでではないのであれば、新車を買うことで自動車業界は活性化します。中古車は、自動車メーカーにとって、何の売り上げにも貢献しません。(あとで純正部品が売れるとかあるでしょうけど、中古車を修理するときには、スクラップから取ってきた中古部品を買うことが多いようです)

かくいう僕自身も、20代、30代に乗っていた車のほとんどが中古車でした。新車は2回しか買えなかったので。でも、現在は池田さんと同じ意見なので、好きなメーカーの車は、グレードを落としてでも新車を買いたいと考えています。まあ、新車って気持ちいいですしね。なんてことを考えた、雨の月曜日でした。

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