あなたのお父さん、何歳で車を降りてもらいますか？

JR錦糸町前の車突入事故、瞬間の様子が車載カメラ映像で明らかに（FNNニュース）

ここ数年、問題になるのが老人の自動車運転ミスや、急な疾患による交通事故ですよね。

「通りに出る際、警備員に停止を求められ、ブレーキとアクセルを踏み間違えた。焦ってアクセルを何度も踏んでしまった」

普通に考えると、あり得ないミスです。しかし、高齢者と考えると、あり得ると言えるのかなあ。

高齢者、高速を逆走 ２時間行ったり来たり、接触事故も（朝日新聞）

僕の親父は82、3歳で車を降りた（運転を止めた、という意味）のですが、こういうのって本当に難しいと思っています。こうやって事故が起きてからでは遅いわけですが、だからといって住む場所によっては車がないと不便で、車を降りたら途端に外出しなくなって惚けてしまった、という話も聞くことがあります。

僕自身、車が好きで、運転も好きなので、他人事でもないんですよね。僕自身も、いずれはどこかで判断しないといけないときが来るんですよね。

この映像をご覧いただくと、あり得ないUターンをしています。高速道路でUターンをする、という事自体、あり得ない行為です。仮に僕がやったとしたら、即時免許返納レベルですが、お年寄りがどう考えていて、どうしてこうなってしまったのか、という問題が生じますよね。

自分の父親、そしていずれは自分自身が、何歳で車を降りるべきなのか。自動運転100%は、まだまだ先でしょうから、しばし悩ましい問題だと感じる事故でした。