【熊本地震】あなたは行かなくていいので、お財布に行かせてください
2011年の東日本大震災の際は、東北の子供に絵本や児童書を贈ろうということを言い出した人がいて、それを手伝う形で始めたのですが、結果的に言い出しっぺが放り出してしまったので(苦笑)、独自に送付先を見つけて、福島県の方に奔走いただいて、ということになりました。ただ、僕たちが受け取った書籍の4分の一くらいは、僕たちの判断で廃棄しました。裏に名前を書いてある、どう見ても汚い、破れているなど、受け取った人が嬉しくないと思うものは、廃棄させてもらったんです。
物資を送る人たちに、悪気がある人は一人もいないと思います。みんな「良かれ」「役立ってほしい」という思いがあるからこそ、送料などを負担して送っています。でも、受け取ったほうが「これ、どうしようか」と思ってしまうものは、結果的に誰かが廃棄せざるを得ないわけですね。そう考えると、要らないと思われるもの、自分がもらっても嬉しくないものを送るのは、控えるほうが良さそうです。少し考えればいいのですよね。
ふるさと納税は、気付きませんでした。僕が絶対使わない日本ユニセフ協会に送るくらいなら、こちらのほうが良さそうです。寄附のみを選択できるようですので、それも一つの貢献でしょうね。
申し訳ないのですが、あちこちでシェアされている情報は、発信者が知り合いで内容を確認できるモノ以外はあてにしていません。事実のみを知りたいですから。で、現地ではボランティア受付の体制を作っているところということなので、闇雲に行くべきではないですね。なので、僕はお金のみを送ることにしました。場所によってはおむつとかミルクとかを必要とされている方もいらっしゃるとは思うのですが、そこまで届ける手段を持たない人間が、運送の稼働に負荷を掛けたくないものですから。
寄付・募金情報は、こちらにまとめられていました。