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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

理系か文系か、これから必要な人材の話

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昨日は、サイボウズさん主催の「cybozu.comカンファレンス」に参加してきました。当社では、サイボウズさんの主力クラウドサービス「kintone」の導入をされる企業や学校の支援を行なっています。そんな縁があり、お邪魔してきました。その最後の特別講演が池上彰さんだというので、楽しみに拝聴してきました。

池上彰さんは、テレビと同じく目の前にいる人たちに、物事をわかりやすく伝えることに関して天下一品ですよね。昨日も、45分間の講演は、手元資料、プレゼンテーションスライド、すべて一切無しでのお話でした。すごいです。

その冒頭で、東京工業大学の客員教授をされているお話。東京工業大学は理系の大学として素晴らしい大学ですが、その学生たちのコミュニケーションスキルが、驚くほど低い人がいるとのこと。もちろん、そうではない学生もいるのでしょうが、大学として危機感を感じたのでしょう。池上彰さんに客員教授を依頼されたそうです。

最近は、理系が持て囃されていると聞きますが、果たして理系と文系のどちらがいいのか、という議論をされる記事を見かけることもあります。僕個人的には、文系と理系という切り分けがあること自体が、時代にマッチしていないように感じます。もう、理系とか文系とか切り分ける時代ではないんじゃないだろうか、と。

例えば、システム開発の現場でも、もう多重下請け構造の時代じゃない。実際に開発しているエンジニアが、真の顧客と対峙して開発するべき時代です。開発しない元請けが入るなんてナンセンスですよね。どこかのマンションのように、下請けで何か問題があると、梯子を外されて終わり。だったら、直接お客さんと話し合い、本当にお客さんが必要なものと作る。そのためのコミュニケーションスキルや理解力が必須になってくるわけです。

一方で、文系だからこれは分からない、という営業担当もNGですね。お互いの強みを持ち寄って、一致団結してお客さんと向かい合う。そんな時代なのだろうと感じました。

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