Apple Watchは、将来ビジネスに使えるか
調査会社Strategy Analyticsが、2015年第2四半期のグローバルなスマートウォッチ市場において、アップルのシェアが出荷台数ベースで75%に達したと発表しました。 第2位のサムスンが7.5%、その他は計17.0%ということで、アップルがApple Watchでスマートウォッチ市場を一気に手中に収めた形になります。 2014年の第2四半期のスマートウォッチ出荷台数が100万台だったのに対し、2015年の同時期は530万台と、市場の成長率は457.3%を記録。Apple Watchが発売された四半期だけで2014年年間の出荷台数を上回っており、Apple Watchの登場前後で市場が大きく変わったことが伺い知れます。
僕自身、Apple Watchが発表されるまでも、いろいろなウェアラブル端末を筆頭に、スマートウォッチを模索してきました。が、ほとんどは少し使って放置。機能として満足できなかっただけでなく、デザイン的に「イケてない」と感じることが多かったように思います。実際、Apple Watch到着後に、随分前に予約したPebble Time が到着した時は、中身を確認したらすぐに箱に閉まってしまいました。うーん、イケてない、と。
一方で、デザイン的にイケてると感じるApple Watchは、そもそも利用する価値があるのでしょうか。現在は、主にnotificationにのみ対応しているわけですが、それはそれで僕は重宝しています。ただ、今から何年経っても今の機能だけ、ではもの寂しい。もっと進化してほしいところです。
上記のサイトに、今決まっている範囲でのwatchOS 2の機能が紹介されています。この写真のように、もう少し細かい情報を表示できるとありがたいですね。Passbookの情報とかも、予定として表示してくれるとか。
あとは、サードパーティ製のアプリで、もっと便利な機能が出てきてくれることで、もっとビジネスに活用していけることを期待しています。今でも、日々Apple Watchを身に付けている人は多いですが、残念ながら会社のメールを見られなかったり、会社の予定表と連動出来なかったりと、現在の機能を活用し切れていない方も多いようです。BYODとかいった面倒なことでなく、もっと業務に活用していける方が増えるといいですね。