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映画「スティーブ・ジョブズ」で再認識するジョブズワールド

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Mac Fanの小林編集長にお誘いいただき、11月1日から公開予定の映画「スティーブ・ジョブズ」の試写会におじゃましてきました。映画は、iMacでなく、iPhoneでもなく、iPodの発表シーンから始まります。
 
事細かに書いてしまうと、これから観に行かれる方の楽しみを奪ってしまってはいけませんが、ぜひ観ていただきたい映画です。書籍の「スティーブ・ジョブズ 」を読まれた方も多いと思いますが、文章を映像化すると「そうか、スティーブ・ジョブズという人物はこういう人だったのか」と実感するのですね。ただ、あの分厚い上下巻をたった二時間で表現することは困難なので、ある程度サマリーになっているところはありますが、要所要所は抑えてあるので、スティーブ・ジョブズファンならずとも楽しめると思います。

スティーブ・ジョブズ氏が、アップルコンピュータを追い出されるとき、いや、その前に一生懸命取り組んでいるのだけれど、周りからはよく思われていないとき、自分に置き換えてみると「今の自分はこうなっていないだろうか」と不安になります。僕自身、決して自信満々で生きているわけではないので、(当社は上場企業ではないので追い出されることはないにしても)、なにか周りに迷惑をかけていないか、僕の言動が周りのやる気を奪っていないか、と。言い方って大事ですしね。
 
一方で、あの執拗なくらいのデザインや利便性へのしつこさは、僕も持ち続けていたいと感じるところです。
 
映画のひとつひとつのシーンが、改めて心に残った作品でした。ありがとうございました!
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