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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

あなたはカッコいいですか?

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2月もあっという間に最終週。時間は全ての人に平等に与えられるもの。有効に使わないと、と感じている朝です。

 
僕が社会人になったころ、今でも仲良くさせていただいている女性上司がいました。当時、課長だったと思いますが、社内の週間として役職では呼ばず、吉田さん、と呼んでいました。そう、吉田さんにはよく褒めてもらい、よく叱られました。叱られた言葉の一つで強く残っているのが「カッコワル」です。大阪弁なので、カッコわるいとは言わず、「カッコワル」です。音としては「カッコワルぅ」ですかね。
 
僕が二日酔いで起きれず、翌日休んだことが一回あります。その次の日に出社したときに「カッコワル」。(撃沈)「忙しい」が口癖になっていたとき「カッコワル」。社内でお客さんの愚痴を言っていたときにも「カッコワル」。
 
最初は、少しうるさく感じたものの、吉田さんがそういうことは決してしない人なので、反論の仕様もない。そして何より、吉田さんはカッコいいのです。女性だから男性とは当然違うわけですが、なんかカッコいい。仕事に取り組む姿勢、会議での発言、部下に丸投げしない、トラブルがあれば自らが率先して飛び出していく。
 
あの頃から、なんとなく「カッコいい」「カッコわるい」を意識するようになりました。今の自分はカッコいいか。それはあくまで自分の物差しに過ぎないのですが、その自分の物差しで「カッコいい」と思えるか。自分に言い訳なしでカッコいいか。
 
自分でカッコいいと思えないのに、部下や後輩についてきてくれとは言えないと考えています。だって、自分はカッコわるい人について行きたくないから。僕の周りには、幸いカッコいいと感じる人がたくさんいます。そういう人を、少しでも見習えればと考えている次第。
 
こういうものは、自分の尺度でしかないのですが、みなさんはどのようにお考えでしょうか。
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