タブレットはスマートフォンやパソコンと連携できるほうがいい
今日から仕事始めの方が多いことと思います。改めて、あけましておめでとうございます!本年も、本ブログをよろしくお願いいたします。
年末年始は、ゆっくり休めたでしょうか。あるいは、里帰りなどで堪能されたでしょうか。僕は毎年、この時期は自宅にいます。大阪の実家へは別の時期に行くことにして、年末年始は家族とゆっくり過ごすことにしています。とはいえ、2日からゆるりと少しずつ仕事を始めてはいましたが、一人で考える時間が持ててよかったです。
さて、昨年後半くらいから7インチクラスのタブレットが次々と登場し、電子書籍市場が賑やかになってきた感があります。僕も年末年始にiPad miniでKindleアプリを使って何冊かKindle本を購入しました。複数の本を並行して読むにも便利ですし、本当にいいですねえ。ここのところ、あまり読んでいなかった小説も購入し、楽しく読んでいます。
一方で、当社のお客様でもiPad miniをビジネスに活用される動きが出てきています。今までiPadでやろうとしていたことを、iPad miniの登場で利用シーンが広がるという考えもあるのですよね。それは、圧倒的な軽さと価格です。今までのiPad 16GBモデルなら42,800円ですが、同じ容量のiPad miniであれば28,800円。iPadを配布予定ではなかった部署にも導入しようという動きもあるようです。
年末にご相談を受けたお客様は、(詳細は割愛しますが)検討事項の一つが「iPad miniとNexus7とどっちが(当社にとって)活用できるか?」という内容でした。その企業ではすでにiPhoneを導入しており、社内連絡にはiPhoneがメインになっているとのこと。あるクラウドサービスも活用されているため、iPadを導入するほうが親和性が高いようでした。それはパソコンともそうなのですよね。WindowsかMacか、というのではなく(パソコンでクラウドサービスを使う場合には、ブラウザ経由のほうが多いわけですが)、パソコンで使っているクラウドサービスを使いやすいタブレットはどれなのか、という視点で考えるほうがいいと思います。せっかくタブレットを導入しても、わざわざ別のインターフェイスを設けないといけなかったり、あるいはデータそのものの置き場を変えないといけない、というようでは二度手間になり、コストが上がるだけでなく、管理も煩雑になるのですね。
クラウドサービスの是非を検討される企業もあるようですが、それはデータ次第。データの仕分けさえしっかり出来れば、クラウドサービスを導入出来ない企業は非常に限られると思います。
2009年のニュースで、こういうものがありました。
「製造大手10社が副業容認 日産、富士通、花王など」(共同通信/47ニュース)
この時期は業績悪化が理由の企業もあったようですが、これからは働き方がどんどん変わってくるのだと思います。一人の社員に複数の端末を貸し出すことで、さらなる効率化が図れたり、今までとは違う結果が求められるのであればどんどん使えばいいのだと思うのですよね。一人一端末、という時代ではなくなっているわけです。直行直帰をする営業マンや遠隔で業務を行なう社員とのコミュニケーション、マネジメント、そして1+1を2+αにしていくフレームとして、スマートフォン、タブレットといったIT端末は欠かせなくなってくるのでしょうね。
さて、本年も「Do for Others」の理念を全うすべく努力いたします。本年も、イシン株式会社をよろしくお願いいたします。