雪の朝に痛感する「ながらスマホ」が、なぜ他人に迷惑なのか
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昨日は予想外の大雪でしたね。最初フェイスブックで西東京に住んでいる方が「雪が降ってきた」と書いておられたのですが、それから30分ほどで我が家がある墨田区も雪がちらつき始め、その後はご存じのとおりに大雪です。周り一面真っ白になり、出かける予定もない僕としては雪が落ち着いたら雪かきでもするか、と楽しみ。雪の日だけの楽しみですからね。
夕方になると少しマシになってきたので、家の周りとご近所のお年寄りだけのおうちの周りとかを、チリトリで雪かきをしておいたおかげで、今朝はラクに歩けました。ご近所のお店のおにいさんも雪かきしてくださり、大変助かりました。
今朝は、当然のように雪が凍っていて足下が危ないわけですが、通勤途中の僕の20mくらい前を歩いていた女性が突然転びだしました。「あらら」と思っていたら、左手で隣の男性の服を掴んだせいで、その男性も一緒に転びだし。。。どうやら関係無さそうですが、巻き込まれたようです。近寄ってお二人を抱き起こそうとしたら、女性の右手にはスマートフォンがしっかり握られています。仕事柄「あ、Galaxy SIIIだ」なんて思ったのですが(笑)、それより何より、スマートフォンを操作していたから足下が疎かになって転んでしまい、さらに隣の男性まで巻き込んだのですよね。。。隣の男性がひと言。
「携帯見ながらって、危ないよ」
ごもっとも。真っ当なひと言です。
雪のない日は大丈夫かと言うと、そうでもないのですよね。本人は避けているつもりでも、実は相手のほうがハラハラしながら、大幅にスマートフォンを見ながら歩いている人を避けていることを知らないだけです。
僕がよく見かけるのは、地下鉄の中でスマホを操作したまま、下車する駅で降りながらもそのまま操作。動きがゆっくり過ぎて周りに大迷惑、とか。また、乗車時も同じですね。駅の階段でも見かけます。周りは急いでいるのに、本人は操作しながらのんびり歩いている。
正面から操作している人が歩いてくるのも困りますね。こちらは前を向いているのですぐに気づくのですが、相手の人は操作に夢中。「どんだけ忙しいねん!」とか、頭のなかで嫌味を言いたくなりますが、大抵の場合はギリギリになるまで気付きません。相手が避けても、自分もそっちに避けていたり。
今朝、スマートフォンを持ったまま転んだ人だけでも、このことに気づいてほしいと感じた雪の朝です。
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