愚痴と出来ない言い訳に埋もれないために背後霊になる
おはようございます!一気に涼しくなって、早朝の犬の散歩は半袖ではきびしくなりました。初秋がなくて、いきなり晩秋という気候ですね。
僕たちは、ともすると愚痴っぽくなる。そんな気がすることがあります。昔はそういう愚痴は居酒屋で同僚相手に話していたものですが、最近ではそれをツイッターやフェイスブックに投稿する人がいるようです。一応、世界に向かって発信しているわけですから、誰に見られるか分からない、というものがありますね。見られて困らない人もいるでしょうけど、相手によってはマズイなんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、愚痴の延長線で出てくるのが「出来ない理由(言い訳)」。なぜ出来ないのか、の説明を一生懸命やっていたりしますよね。でも、所詮「出来ない」という話に過ぎないわけです。予算が少ないから出来ない、納期が短いから出来ない、人が少ないから出来ない。出来ない、出来ない、出来ない。
僕自身も、何度も「出来ないループ」に落ち込んだことがあります。前職では、孫社長に怒鳴られたこともあります。「どうやったらできるんや!」たしかに仰有るとおりですね。社長の立場で、延々と出来ない説明を聞くほどヒマじゃないでしょうから。そう言われてハッと気付くのです。出来ない説明ばかりしている自分に。
それ以降、出来るだけ自分を客観視するように気をつけるようになりました。自分を斜め上の後ろ側から見ている感じ。まさに背後霊のような感じです。本当の背後霊は知りませんが、気分的にはそんな感じ。いま自分がやっていることはそれでいいのか、自分が話していることは本当に正しいのか、それは役立っているのか、出来るため、達成するため、という視点で考えているのか、などなど。
これを実践するためには、執着心が大事です。よく言うとねばりっこいとか、悪く言うとしつこい(笑)とか、そんな感じ。諦めないことですね。
背後霊作戦は、やってみると意外と冷静になれるものです。「あれ?これじゃいかんな」というように。もしご自身が、出来ない言い訳に埋もれていると感じた方は、一度試してみられてはいかがでしょうか。