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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

仕事の報酬は仕事、と聞くとイヤになる?

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今週は平日にブログを書けなかった日がありました。走り回っているせいか、パソコンの前に座る時間は仕事が中心になるため、ブログは疎かになりがちです。ライフスタイルであるブログが滞るのはストレスなんですけどねえ。(笑)
 
さて、仕事の報酬は仕事、という言葉をご存知でしょうか。最近では田坂広志さんがよく仰有っていますが、古くはソニー創業者の一人、井深大さんが仰有っていたようです。 (元ソニー乗務:天外伺朗氏のブログ参照
 
前職にいた頃に、この話を部下にしたところ、その中の一人がすごくイヤな顔をして「また仕事ですか・・・」と言いました。きっと彼にとっての仕事は、とてもツライもので、イヤなものなのでしょう。上司として申し訳ないとしか思えなかったことを覚えています。
 
20120825_92320 一方で、制御できるのは自分しかいない、と考えると、どうやって仕事を愉しむか、と考えることは可能ですね。もちろんいろいろな仕事があるので、また立場によっては選べないわけですから、 「そんなことを言っても・・・」と思うキモチが生じるのも分かります。でも、考えるくらいならタダなので、考えてみるのは本人次第。妄想の世界でもいいわけです。
 
井深さんも田坂さんも、仰有っていることは同じで、「いい仕事をすると、もっとおもしろい仕事ができるようになる」ということです。ここで言う「いい仕事」とは何でしょうか。僕なりの解釈は、例えば上司、例えばお客さんが満足するような仕事のことです。決して、自分なりに一生懸命がんばった結果のことではありません。他人から見ていい仕事のことなんですよね。
 
そして、おもしろい仕事というのは、自分のフリーハンドが多い仕事のこと、自分の裁量の多い仕事のことだと思うのです。言われたことをやる、ではなく、自分で考えてやり切る、といった仕事のことです。しかし、この仕事だって、考え方次第ではツライ仕事になり得ますよね。「自分で決めないといけない」「自分でやれと言われたってさぁ・・・」と思う人にはツライ仕事なのですよね。
 
当社、イシン株式会社の創業当初は、決しておもしろい仕事ばかりではありませんでした。 下請けでお客さんの顔が見えない仕事だったり、言われたことをやる、といった自分の裁量の少ない仕事もありました。それでも当社なりに細かい成果を出し続け、どうやったらおもしろい仕事ができるのか、我々にとっておもしろい仕事とは何なのか、と考え続けてきました。
 
現在は、おもしろい仕事がたくさんあります。ありがたいことです。もちろん、それぞれの仕事に真剣に向き合い、お客さまにとっていい仕事は何なのか、を考え続け、期待通りではなく、期待以上の成果を出すことに全力を尽くすことに違いはありません。
 
決して楽ちんな会社ではありませんが、スマートフォン法人導入に関する事業に携わってみたい、という方はぜひご連絡ください

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