母の日には何もしていませんが、そうではなく
母の日。僕にとっては苦い思い出でして。少額何年生だったかも憶えていないのですが、母の日にいろいろとお手伝いしたのです。それこそ、普段やらない僕が一生懸命、朝から夕方までお手伝いしました。そして夕方、母親から言われたひと言。
「母の日だけやなくて、普段からやってほしいわ」
このひと言以降、母の日には何もしなくなりました。今でも。(笑)まあ、今やらない理由と、子供の頃にトラウマになったこととは関連性はありませんが、子供の頃にはこのひと言は思いっきりヤル気をそがれました。(笑)まあ、そういう大阪のおばちゃんです。
昨年、父親が他界して以来、もっと(お互い)生きているうちに何かしなきゃ、と思うようになりました。でも、考えてみると、母親が喜ぶことをしている自分に安心している気がします。まあ、こういうのも自己満足だな、と思いながらやっているわけです。
僕は母の日、父の日はそんなきっかけ以降、一切何もしていません。まあ、子供にとって母の日のカーネーションの値上がり方も納得いかなかったことも大きいのですけどね。
今になってみると、母親が言った「普段からやってほしい」というのが、心の声だったのだな、ということが分かります。一年に一回かよ、と思ったのでしょうね。僕も今なら、きっとそう感じるでしょうね。一日だけ親孝行してくれて、翌日からもうそれか?みたいな。
母の日、父の日ということでなく、リスペクトし合い、コミュニケーションの取れる関係性を保つことなんだなと、親元を離れて久しい身としては感じます。「親元にいるなんてカッコ悪い」とか思う間もなく、大学でシンガポールに行って以来、親とは住んでいませんので、実家に行っても僕の部屋なんてありません。まあ、僕が大学の頃に引っ越したので当たり前ですね。
メール、電話、手紙。離れていても通信手段はいろいろありますよね。普段からコミュニケーションをとり、親孝行のかけらでも出来るようにしないとな、と思う一日でした。