事実に基づいたプレゼンテーションの伝わり方
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アップルジャパンでのセミナーから中一日過ぎて、いろいろと反芻&反省をしている次第です。こうすればよかった、もっとこれを伝えたかった、ということは山ほどあるのですが、一緒にプレゼンテーションされた皆さんのお話も、大変参考になりました。
その中で感じたのは「事実に基づいたプレゼンテーション」は、とてもよく伝わるということです。事実なので、真実味があるわけですね。聞きかじりではないですから、何を質問してもサッと答えることができる。まさに当事者という言葉が当てはまります。
僕自身も、プレゼンテーションを聴く側に回ることも度々あります。非常に勉強になるプレゼンテーションもある一方で、なんだかよく分からないプレゼンテーションもあります。その「なんだかよく分からない」という理由は、たいていの場合、事実に基づかない仮設定のプレゼンテーションなんですね。それは、社名を隠しているから伝わらないというのではなく、その人がそのプロジェクトなりに関わっていない、実際のところはよく分からない、ということなんだろうと感じています。
ですから、質問しても明快な回答がないわけです。「そこはあんまり詳しくないんですが」なんて回答をせざるを得ない。
知らない人が喋っちゃいけない、とは思っていません。ただ、伝わる度で考えると、当事者が語るプレゼンテーションが一番だな、と思った次第です。重みがある、というのでしょうか。
まだまだ僕も、経験を積まないと、と感じた週末です。
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