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東大には伝統にとらわれず新しいチャレンジをしてほしい

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以下の記事を読みました。

東大が今年から「合格者の掲示」を取りやめ。失われた伝統の価値とは? | 竹内靖朗

東大の本郷キャンパスで毎年やっていた合格者の番号掲示が
図書館の増改築で掲示場所を確保できないため
今年はネットでの発表のみになったそうです。

ぼくが東大を受験したのは1980年で、もう34年も前になりますが、
掲示板に自分の番号を発見して、うれしかったと同時に
何かほっとした気持ちになったのを覚えています。

記事の筆者は東京大学新聞の理事の方で、
合格発表という伝統ある祝祭的イベントを
やめてしまっていいのかと嘆いていますが、
ぼくはむしろ東大には、伝統にとらわれずに
どんどん新しいことにチャレンジしてほしいと思っています。

東大も最近は昔とは様変わりしてきて
秋入学を検討するようになったり、
推薦入学も取り入れたりするらしいですが、
まだまだ物足りないので、
もっと新しいことに取り組んでほしいですね。

ちょうど「ほぼ日刊イトイ新聞」で、
立命館アジア太平洋大学に関する記事を連載しています。

立命館アジア太平洋大学(APU)副学長・今村正治+糸井重里 はたらく場所はつくれます論。

別府の温泉街を見下ろす山の上に、
「50カ国以上から学生を集めます」
「50%は留学生です」
「先生の50%も外国籍です」という
「3つの50」の公約を満たす大学をつくったという話です。

日本の最高学府といわれる東大が、
これぐらい新しいことにチャレンジすることが、
日本の教育をより良く変えることに結びつくような気がします。

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