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触媒のように世の中のいろいろな人やものをつないで変化を起こしていきたいと思っています

他人はぼくの可能性の一人

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昨日に引き続き、久米信行さんの新著
『言いわけばかりで動けない君に贈る33のエール』の
出版記念イベントの話です。

後半のトークライブのゲストの一人として、
デジタルメディア研究所の橘川幸夫さんが出演されました。

トークライブは、主にリスクをとることをテーマにしていましたが、
橘川さんは、もともと音楽雑誌「ロッキングオン」の創刊メンバーで
「僕はリスクはとらない。リスクとは何かを持ってる人が何かを失うことだけど、
生命以外、最初から何も持っていないから」
「僕は会社をやってるのではなくてバンドをやっている。
バンドは、リスクをとってなんかやらない。やりたいことを仲間とやるだけ」
といったロックっぽい発言をされていました。

個人的に特に印象に残ったのが以下の発言。

似たようなことは、ぼくもときどき考えます。
自分は現代日本の普通のサラリーマン家庭に生まれたけど、
それはたまたまであって、
もしかしたら、アフリカの貧しい国に生まれていたり、
韓国の日本嫌いの家庭に生まれていたりしたかもしれないと。

つまり、あらゆる人は、
自分だったかもしれない可能性の一人だということです。

そう考えると、生まれつきで自分では変えられないことで差別したり、
国や文化が違うことで敵対視したりするようなことは
おかしなことだとわかります。

もちろん、人によって合う合わない、好き嫌いがあるのは当然ですが、
たまにでもこういったことを考えて、意識しておくことで
人にやさしくなれるように思います。

ちなみに、久米さんと橘川さんには、
8月7日の「自分史フェスティバル2013」
パネルディスカッションに出ていただきます。
当日、どんな話が聞けるのが楽しみです。

あと、橘川さんは、10月12日、13日に京都で、
セミナーや講演会、イベントを同時多発的にやろうという
「未来フェス」も企画されていますが、こちらも面白そうです。

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